生きていたら72歳。
写真立ての中の笑顔は元気だった54歳(享年56歳)のまま。…なんだかズルいな(笑)
母は亡くなる前に、何故か
「命日よりも、私の誕生日を忘れないでほしい」と言った。
もしかすると 迫り来る死に
母と同様に癌でなくなった自分の母親を想い、生んでもらったことを感謝したのだろうか。
…車でまた、AIさんの昔のCD聞いていて。
『ママへ』という曲で思い出したのです。
(これならセーフ?)
私は、病床の母に
大きな嘘をつきました。
「おむすび?子供の頃みたいに抱っこさせてくれない?」
抱きしめた母の背骨があまりにもゴツゴツしていて…苦しくなりました。
その時 私は言ったのです。
「ママ、生んでくれてありがとう」
母は涙を流していましたが。
それは私の本心ではありませんでした。
私には姉がいたらしく(いつかの日記にも書きましたが)
私ではなくて姉が生まれていれば、
母はもっと幸せになれたのではないか。
なんで私ばかりこんなに辛く、悲しい思いをしなければならないの?と思って生きていたからです。
…長い心の闇と病みだったと思います。
時は経ち。
様々なものを手放し、いろんなものを得て。
ふと思う。
春のお彼岸に逝った母。
秋のお彼岸に生まれた おぉ兄。
私の誕生日の2年1か月前に生まれて三時間で亡くなった姉。
その39年と半年後に生まれた ちぃ兄。
そして おぉ兄とちぃ兄は、誕生時刻が同じ。
こじつけ感満載ですが。
なんとなく…
巡り合わせというか、
偶然と言う名の 何かがあるのかなぁと。
今さらながらに思ったりして。
ねぇママ?
むぅちゃん、そっち無事に行けた?
トムちゃんとはっちゃんと仲良くできてる?
はっちゃんは、初対面じゃないのよ。
…はっちゃんのことだから、スッカリ忘れてるとは思うけど。
少しの間、預かっててね。
そうそう。
この前ね、赤城行ってね。
ママの高校時代のお友達の方のオウチの近く…いつかの夏に遊びに行ったところの近くだったみたい。
懐かしかったよ。
で、桐生経由で帰ってきた。
次に赤城行くとき、おばあちゃんとおじいちゃんのお墓参り行ってくるね。

(早く片付けにゃいとね)
ねぇママ?
こむすびたちさ、
アホなんだけど…どう、かわいい?
会いたかった?
見てよ、コレ。

今年のクリスマスはさ、
赤い服着た ノグチヒデヨ が来るのかもね。

ちゃあくんも、てんてんも
ちょぴっとだけクリスマスっぽく してみた。
被り物NGだもんね

(この位なら気にならにゃい)
そう。
今日イラッとしたこと、聞いて!

あとコレだけってところで
ガムテがなくなるとか…←買いにいかなきゃもうない。
そういうとき、イラッとするよね!
…とか。
電話でもいいから、話できたらなぁー。
なんとか日付け変わる前に間に合った。
これからも見守っていてね。
ママが見たら気絶しちゃいような毎日かもだけど(笑)…よろしくね。
最近のコメント