●学校の授業の話●
『風吹くと桶屋が儲かる ようなしくみ』
高校時代(約20年前)の現代社会のテストの回答例。
なんじゃそりゃ?
ちょっとユニークな先生だったんです。
問題はこちら
『エルニーニョ現象が起きると豆腐の値段が高くなる。なぜでしょうか』(加点方式で採点します)
その一文だけが問題用紙に書かれていました。
そのテスト前の現社の授業では
地球の温暖化について取り扱いました。
森林伐採によって、気候変動が起き。
砂漠化が進む。
地球は温暖化し、海流も変化する。
そこからがそのテストの問題につながる…
エルニーニョ現象が起きると、海水温が上昇しイワシの漁獲量が減る。
すると、イワシは飼料にも使われるため、
豆腐の原料である大豆の価格が高騰する。
よって豆腐の値段も高くなる。
それを総じて
『風吹くと桶屋が儲かる ようなしくみ』と。
(実際には原料が高騰してしまったら多少の値上げをしたとしても豆腐屋さんは儲かるのかな?)
学校の授業が、
そんな風に実生活に則した授業ばっかりだったら楽しいのになぁ~と。
オーストラリアの森林火災のニュースを見ながら、ボンヤリ考えてしまう おむすび母です。
この痛々しいコアラや野生動物たちは
何が原因でこうなったのか。
この先どうしていったらいいのか考えさせる授業とか。
自分達の身の回りの問題について考える授業。
社会問題についてグループワークしたり。
プレゼンしたりとか…。
だっていまだに記憶に残ってるんだもの。
今は逆にそういう授業の方式だったりするのかな?違うかー。
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はぁ~、暖かいね今日は。
今年は暖冬、だねぇ。
●公園猫さんの話●
先日、公園猫の餌やりさん(市も認定されているボラさん)に
余っているフードをお渡しするために
おぉ兄と公園へ。
何度もお会いしているので お顔は存じ上げてはいるのですが お名前も連絡先もお互いお伝えしていないため、
夕方の公園のベンチで、おぉ兄とくっついて 彼女がいらっしゃるのを待っていたら。
いつもの時間、なのでワラワラワラワラワラワラワラ…にゃんこたちが集まってくる。
「ん?コイツら違う…キケンだ!」と遠巻きに見ている。
おぉ兄は、「ねぇみんなお腹が空いたーって言ってるよ。
ほらお腹すいてるからイライラしてケンカ売ったよ、あのこ。
ママ、このゴハン少しあげたら?」と言う。
ダメダメ。
公園の猫にもルールがあるの。
どのコはどこで、とか。
どのコから先に、とか。
それを守らないと猫ちゃんたちのケンカの原因になるし。
ママ、今日はお皿持ってきてないから。
直置きして、食べ残ししたものに虫が沸いたりしたら、猫ちゃんが悪者にされるでしょう?
ちゃんと餌やりさんは、ゴハンをあげながら体調だってみてるのに。
もし先に中途半端にゴハンをあげてしまって、
食べる量がいつもと違うなーってなったら
餌やりさん心配するでしょう?
「そっかー。でもみんな足が冷たいだろうなー。寒いだろうなー。夜はどこで寝るんだろう」
途中、餌やりさんがいらっしゃって。
おぉ兄とのやりとりを聞いていて。
「ちゃんと教えてくれてありがとう。
ここの公園でもね、あなたと同じようなお母さんが猫を居なくさせろって凄い剣幕で怒鳴られり、お水の入れ物を目の前で踏みつけられたりしたことあるのよ。
確かに好き嫌いはあるとは思うけど、
それをそばで見ている子供は どんな大人になるんでしょうね…」と。
おぉ兄の頭をナデナデしながら言いました。
地域猫のことも、
学校の課外授業でもいいから取り上げたりしてもらえないもんだろうか…
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ボクは公園では暮らせないよ
●カラスの話●
以前、カラスが嫌いだ。どうにか退治できないものかと私の父が言ってきたときに。
「カラスが増えたのってなんでだろうね。
ウチのマンションにくるカラスでね、おもしろいカラスがいるんだよ。
自転車置き場を横跳びしたりして遊んだりね、鳴き声も何種類もあるんだよ。
ずっと観察してると意外とおもしろいんだよ」と かわり者のおむすび母。
いや、あんなもの駆除すべきだ!と言う父。(コウモリも駆除と言ってたなぁ)
「いやー、ママは駆除って騒ぐ以前に自分たちがまずできることってあると思うんだ。
カラスが寄ってくるのはなんで?」
「ゴミ!」(こむすび)
「なんで?」
「お腹がすくから」(こむすび)
「そっか。じゃなんでゴミのところにくるの?」
「んー、おいしいから?食べるものあるから」(こむすび)
「なんでおいしいってわかったの?」
「食べたことあるから」(こむすび)
「なんで食べられたんだろ。
ゴミ出しの曜日や時間とか、ネットかぶせたり、柵の中に入れたり、ルール守ったら カラスが食べられなくなるんじゃないのかな。
食べられないってなったら、集まらなくなるんじゃないのかな。」
(実際には知能、学習能力が高いため そんなに簡単な問題ではないとは思うが)
「そっか。じゃカラスが集まってきちゃうのも人間がちゃんとルール守らないからいけないんだね」(こむすび)
「カラスがつまみ出したものを、お腹がすいた野良猫ちゃんが食べたりして。ぜーんぶ猫のせいだ、猫が悪い、だから猫も駆除だって言う人もいるよ」
「そうなんだ…」(こむすび)
その後、マンションにくるカラスと こむすび が「カァカァ」言って挨拶したり会話をしているっぽいのは見て見ぬふりをしてます。
「ママ!今ね、カラスがお返事したよ‼️」
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カラスごっこ~(はみ出てるよ!)
●イルカの話●
先日、水族館で『イルカ体験学習』に参加した こむすびたち。
給餌、イルカに触れる、イルカにジャンプの指示を出す…そのあと、飼育員さんからお話がありました。
https://www.qab.co.jp/news/2017112596852.html
『このマダライルカを搬送して この水族館でお世話をしたのですが。
ゴハンを食べることができずに、このイルカは死んでしまいました。
このイルカが死んでしまった理由はなんでだろう?何の病気だったのかなぁ?とお腹を調べてみたら。
胃袋いっぱいに、お菓子や飴の包み紙だったり、レジ袋みたいなビニール袋などが入っていました(と、胃の内容物をみせてくれました)。
もし、君たちが今日会ったイルカたちのことがかわいいなーかっこいいなーと思ってくれたのなら。
このようなイルカを減らすためにも、
海をキレイにするように、ゴミを捨てないような努力、もし機会があるなら海辺をお掃除するイベントに参加するなどしてみてください…』
「ねぇ、ママ?海ガメさんもそうだよね?」
「まいくろぷらすちっく もだよね?」とこむすびたち。
ちょっと心配なのは、道路で風に飛ばされるレジ袋を追いかけて。
交通事故にあいませんように…
まっすぐ過ぎるんだよ、こむすびたちは!
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学校からまっすぐは帰ってこないけどね。
待ちぼうけだよー。まだー?
宿題に『この星にうまれてよかった』と規模のデカいコメントを書いた こむすび。
地球人として、これから先のことを考えて生きてほしい。
…その前に。
今日配布のプリント、全部出した?(笑)
いちばん身近な問題。
深刻!Σ(×_×;)!
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お手上げです
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