保護する少し前に「猫が増えて困っています」という自治体の看板が
2本立ったばかりの場所…。
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〈↑保護した当時のクク〉
私はそこを用事でしばしば車で通りがかる。見つけたくはないが、
ククを保護してからも仔猫を見かけていた。
…が、今日、道路脇の側溝を走る1匹の仔猫を見て衝撃が走った。
ククと同じ白黒のハチワレ、体の大きさも一緒。何なら走る姿もまるで同じ。
「ククの兄妹…!」思わず1人、声に出していた。
生きていた、まさかこんな環境で…!
車を近くに停め、戻って探してみる。
が、もう5ヶ月になった仔猫、当然警戒心が強くなっている。
…出てくる事はなかった。
2019年の9月末にククを保護し、4ヶ月が経った今。
ここは山間で朝晩の冷え込みが強く、毎日霜が降り路面も凍る。
もうじき雪も降り始める頃…。
ククは冬になる前に保護したけれど、それでもノミや細菌、
寄生虫に皮膚炎とあれだけ苦しんだというのに…
(詳細は日記「ククの劇的ビフォー&アフター」に記載)
あれからずっと、何もない山の中で寒さの中、
ひとりぽっち飢えや渇きと闘っていると思うと胸が痛い。
まして体の状態は当時のククより更に悪いはず。
…でも本当にキリが無い。どれだけ心残りでも、
可哀想な猫はどんな場所にでも居て。
ただ願う、どうか強く生きていってくれる事を。
冷たい雨を避ける場所がある事を…
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