#1の続きです。
その日は突然やってきました。
仕事から帰ってマロンとほっこりしようとゴロゴロしていたとき、いままで聞いたこともないような野太い声が廊下の方から…。
最初は声の出所がわからなくて本当にびっくりしました。
廊下の向こうからダミ声で近づいてくるシルエット…何とマロンではありませんか!いつもは女の子らしい声でニャっと鳴くマロンからは想像もできません。
わたしの顔を見ながら更に大声で鳴くマロン。
何かを訴えているような、でも何だかソワソワしているような…。
わたしが近寄るとヘソ天になってクネクネしながら甘えます。
「な~んだ。構ってほしいのか。可愛い子ね^^」
ということで、マロンが鳴くなら真似してみようとわたしも同じボリュームで鳴いてみました。(ちなみにわたしの家はペット可住宅で隣家のワンちゃんの声などベランダや玄関に行かない限り聞こえません)
しかし、これがこれから起こるすべての始まりの夜だとは、マロンと鳴き声合戦をしているのんきなわたしは知るよしもなかったのでした。
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2019年避妊手術後某日
ひょっこりきゅるりん
それではまた!
#3に続きます
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