#3の続きです。
今日も今日とて大音量で鳴くマロン。この頃はダミ声も板につき、気のせいか自分の名前マ゛~゛ロ゛ン゛と鳴いているように聞こえます。
以前は1にじゃらし2に割り箸投げ3に高い所からの監視ごっことお転婆さんだったマロンは、これらにまったく興味を示さず、ひたすらお尻を叩いてとわたしにせがむ日々。ねだられればお尻をポンスコポンスコ叩きますがいくら叩いても彼女が満足することはありません。
マロンがわたしの上に乗って下りたあとは何だか部屋着がしっとり濡れている…そして尻尾を触るとビリビリ電流が流れたように小刻みに震える…極めつけはマロンの声。なんと鳴きすぎて枯れている…?
これってやっぱり発情じゃないの?床に背中をこすり付けてクネクネしたり、前はこんなことなかったよね?
この頃にはネットで、どうやら非常にレアケースではあるけれど、避妊手術後の再発情というものがあるらしい…と漠然とわかってきていました。わたしのパートナーの職場にいる保護猫ちゃんを数匹飼っているベテランママさんが「それは発情じゃない?」と言っていたそうな。でも避妊手術してもらった先生に聞いたら、まるで手術の失敗を疑ってるみたいじゃない?どうしよう…どうしよう…でもいつまでマロンをこんな状態にさせておくの?
わたしの葛藤は続きます。
このままでは不味い!とわたしが思い立ったのは、餌を食べるマロンを上から見下ろしたときのこと。
あれ?マロンのフォルムが何だか薄~くなっている…。ちょっと、ちょっと待って!なんか、なんだか胴ほっっっっそ!!
マロンは大声で鳴き続けるあまり必要以上にカロリー消費しており、成長期なのに痩せてきていたのです。
わたしがぐずぐずとしている間に季節はすっかり晩秋。2019年11月も半ばになろうとしていました。
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2019年避妊手術後某日
それではまた!
#5に続きます
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