#8からの続きです。
初診から三日後の週末、病院から排卵誘発剤が届いたと電話がありました。
週末に掛かっていて日曜日は休診だったため、月曜日仕事から急いで帰宅しマロンを連れて動物病院へ。
マロンは相変わらず絶賛発情中で、キャリーバッグの中からニャフニャフ大声で猛抗議です。
病院の待合室にいる間、懸命に「大丈夫、大丈夫」とマロンに声をかけます。
いよいよマロンの番です。先生は前回同様、手際良くマロンの体重と体温をはかり、変化はないかどうか確認します。 そこでマロンを残してわたしはひとり待合室で待機するよう言われました。
排卵誘発剤注射後、ちーんとなったマロンをまたキャリーバッグに入れ、帰宅しました。マロンはよほど怖かったらしくバッグの中でお漏らししていました。
(わたしのコートが終わりました…今度から仕事着は避けよう)
さて一週間経ち、今度は採血です。再度マロンを連れて病院へ。右前足から採血し、膣内の組織も採取しました。採血結果は外部機関に委託しているとのことで、後日結果が分かり次第連絡をもらうことに。
そして先生と、もしプロゲステロン値が高かった場合の処置を検討しました。超音波で診断し、卵巣が確認できたら先生の病院で手術➡️確認できないなら、CTのある病院に紹介状を書いていただき、そちらでCT検査を行うことにしました。病院は三ヶ所提示されましたが、マロンのストレスを考慮し、隣駅から徒歩10分の家から最も近い動物病院に決めました。
ちなみに排卵誘発剤を注射してからマロンの絶叫は落ち着き、発情はピタリと鎮まりました。
12/23、マロンの血液検査の結果報告を電話で受けました。結果は以下のとおりです。
〈プロゲステロン参考基準範囲〉
未避妊:0.99ng/mL以下
避妊:0.48ng/mL以下☆本来はここ
検査結果:14.40ng/mL ★
結論:マロンのプロゲステロン値は通常の30倍。
どこぞにある卵巣が悪さをしている可能性が濃厚です。残念ながら、その後の超音波検査で卵巣は視認できず、他院でのCT検査を決めました。なお、他院での診察には、紹介状が必要とのことで、先生にお願いしました。
ただ、間の悪いことに年末に掛かっていたため、2019年中の解決は叶いませんでした。無念…。
とはいえ、年明けの治療に希望を持ちつつ、落ち着いたマロンと穏やかに新年を迎えることが出来たのはとても嬉しいことでした。
年明けのCT検査は1月中旬です。
次回はCT検査とその結果、わたしが決めたその後の処置について書いていきたいと思います。
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穏やかなマロン
2020年1月3日
それではまた!
#10に続きます
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