五浦ちゃんの右目は1/3くらいが結膜に覆われている。これは赤ちゃんの頃にヘルペスウイルスの猫風邪にかかって結膜が癒着したんだろうとのこと。
室内生活をしているぶんには、本人にそれ程不都合はないらしいが、視界が狭くなっていることは確かだと思う。
左目はパッチリなのに、右目が完全に開けられないのは見ていて気の毒。せっかくの美人が台無しだし。
眼球との癒着は無いので、比較的簡単に手術で切除できるらしい。
加えて五浦ちゃんの下あごは、ちょっと短い。
普通口を閉じた時には、下あごの犬歯(目立つ2本の牙)は上あごの犬歯の外側になくてはならないのに、五浦ちゃんの下あごの犬歯は、上あごの犬歯の内側に入り込んでしまう。
こういう場合、下あごの犬歯が上あごを傷つけてしまうことがあるらしい。
傷つけないためには、下あごの犬歯の先端を削る処置が必要になると、歯科が専門の先生が言う。
先生の提案は、頭の大きさもだいたい決まって、永久歯が生えそろう頃に、避妊手術と結膜切除と歯を削る処置を1度にやりましょうというもの。だいたい1ヶ月後。
うーん、迷う。
目の手術が含まれているから、目を重視して、眼科が専門の先生にお願いしたほうがいいような気がする。
でも歯もしっかり治療してほしい。
別々に手術すれば、何度も麻酔をかけて、五浦ちゃんの負担が大きい。
猫風邪の治療が済んだところで1回目のワクチンを接種して、里親募集するという選択肢もある。里親さんがすべて承知でもらってくれて、その後適切な時期に適切な治療をしてくれるはず。
そうすれば、寂しがり屋の五浦ちゃんは保護部屋でひとりぼっちで過ごす時間が短くなる。
でも譲渡時に大いに不安が出てきそうだ。だいたい里親に名乗り出てくる人がいるとは、あまり思えない。
未だにこの先どうすべきか迷っているのだが、まずは眼科専門の先生に診てもらって、今後の治療について相談するのがベストのような気がしている。
五浦ちゃんの負担がなるべく少なくて、良い結果が出る方法を考えていきたい
人なつこくて元気いっぱいで、鳴き声のかわいい五浦ちゃんの里親募集は、まだまだ先になりそうです。

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