自分にとって、そういう作品は有ったかな、と考えてみたのですが…。
ありました。…と言っても、漫画でもアニメでもなく、ゲームなのですが…。
フォールアウト4という、海外産のゲームの翻訳版です。
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いわゆる、ポストアポカリプスもの、滅んだ後の世界で生きる人々を描いた内容です。
核戦争をシェルターで生き延びたものの、外へ出た主人公を待っていたのは、荒廃した世界。
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サバイバルして生き抜く内にも、人間はしぶとく集まり、大まかに4つの勢力が存在しておりまして…。いずれかに手を貸し、物語を進める事で、目的を達成して行きます。
それぞれ対立していたり、中立を保っていたり。
主人公=自分は、物語の最後で、どの勢力に肩入れするか選ばなくてはいけません。
4勢力が仲良く、という未来は不可能なのです。
どの勢力も、それぞれの信念に基づいて活動していて、魅力的なのに…。
私は、その手前で止めてしまいました。
肩入れの結果、対立勢力を消し去るという選択を、選びたくなくて。
でも、現実ではもちろん、そんな事は許されません。
人生は、選択の連続。より良い方を選びとって生きていくもの…。
優柔不断はゲームの中だけにしたいですが、なかなかそうも行かないんですよね…。
ネコ様のゴハンとか、病院とか。
少なくとも、愛するニャンコへの選択は、ためらいながらでも、より良い方を選んで行けると良いな、と思っています。
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(どうやって下僕を手玉に取るかニャ…)
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