子猫祭り真っ只中の去年の夏のはじめ。
「ついに人間の保護っ子!?」と驚きました。
それは、カラダが弱いお母さんに替わって
なおさんが保育園の送り迎えをしていたMちゃん。
なおさんの亡き親友の忘れ形見。
父子家庭となったMちゃんは中学生になったけれど、
親子の折り合いが悪く、長い休みのたびになおさんのうちに泊まっていて
ゆずたんのパートナー:サヨリ(現ポンちゃん)を連れて
お届けの前夜、なおさんと一緒にやってきた。
オトナびたキレイな顔の無口でおとなしいコ。
なおさんの店がある家を出て、
Mちゃんと二人で暮らすアパートまで探したところで
お父さんが頭を下げてきて取りやめになったけれど
休校の今も、ずっとなおさんちに泊っているそうです。
昨日、お店がお休みだったなおさん。
FeLVキャリアのモノクロ兄弟の里親さんが院長の動物病院で診察待ち中、
「ミシン2つあるけど使う?」とメッセージをくれる。
ネオはその日、まだ下痢便が出ていなかった。
片道1時間弱。滞在時間とか含めてお留守番は2時間半くらい。
「行く行く!」車をすっ飛はして(法定速度内)向かいました。
「待ってる間に作っちゃった」と、子猫ベッド。
古いほうのミシンは動かなかったそう。
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「ミシン出したら、途中のヤツが一緒に出てきて、
作り方忘れちゃったけど、なんかできた」と、なおさん。
「前はトリミングしたコにつけてあげるバンダナ縫ってたんだよ」
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前に作ってた残りがドッサリ。
ひぃー。そんなコトもできるのか、アナタ!
布の端、いちいち三つ折りなんてやってられない。と、
ロックミシンまで持っていた!!
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じゃあ、なおさんち3つもミシンあるんじゃん!
「貸すミシンはさー、例の親友の形見分けでもらったんだ」
そうなのか。
ウチに帰ったら、なおさんに持たされたハズの袋が無い。
なくなってネットで買ったとゆー電源コードと、
借りるミシンの取説と、
たくさんの平ゴムが入った袋。
(ワンちゃんの↑首用シュシュを作るとき使ってたそう)
保護っ子(猫たち)にご挨拶したり、バラを見て早口おしゃべりしてたから??
今現在も所在不明・・・神隠し?
確認すればよかったー(涙)
でも、大丈夫!ウチのミシンも同じメーカーのだったから、
コードをつけかえてみたら、電源入りました!
[ブラザー姉妹]
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「使わないから、(返すの)いつでもいいよ」って、なおさん。
大切な形見のミシン、お借りします!
(壊さないか、とっても不安ではあるけれど)
なおさんにもマスク縫って渡すからね!
私のウンともスンとも言わないミシン。
お友達に教えてもらった糸調子の調整。変えてみたけどダメでした。
マニュアルを改めて見直して気づいたのですが
ジグザグで布端をかがるときには、
『たちめかがり押さえ』というのに変えなくてはいけないようです。
そこで、はるか昔に使っていた記憶が蘇り、
ぐちゃぐちゃのソーイングBOXをひっくり返して探したら
『たちめかがり押さえ』を発見!
自分でマジックで『はし』とか書いていやがりました(ホント、バカ)
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長らく普通の『押さえ』で縫っていて、
逆に「今までよく壊れなかったな!」自分に突っ込むしかありません。
ミシンが調子悪くなったんじゃかった。
私が壊したんですね(汗)
八王子の小さなミシン修理屋さんへ出すことにしました。
(全体メンテナンス込み、送料・消費税別途で8000円が目安の見積もり)
ひと月くらいはかかると思います。