遡ること、更に数年。4匹いた猫が3匹になった時、夫くんと決めた事がありました。
家の猫が2匹になったら、誰かお迎えしよう。それまでは急にやって来る子の為に一席空けておこう。と。
そして3年前の春、我が家の猫は2匹になりました。
どんな子をお迎えしようか?と、ミニ豚、イグアナ、ピグミーマーモセットまで飛び出しましたが、マワリマワッテもう1匹、猫さんをお迎えすることに決めました。
最初はいわゆる、「日本猫」なんて言う血統種は居ない事は重々承知の上で、ブリーダーさんやショップで「日本猫」を謳っている猫さんを扱っていないかと探しましたが見つからず…。この時のハルコ家の周りには、あからさまな野良猫は居らず、里親募集中の猫さんに自ずと道は絞られて行きました。
いくつかの里親募集サイトに登録し、ネコジルシさんもそのうちの一つでした。毎日、暇さえあれば募集中の投稿を穴が開く程見つめ、溜息と共に閉じるを繰り返しました。
応募にあたってのハードルの高さと、ここにいる猫は全て里親さんを探しているのに、その中から1匹を私たちが選ぶという事への重圧に、一歩も動けずに数週間が過ぎました。
その間に考えて考えて考えて出した結論が、猫ではなく、募集をかけている「人」で選ぶという事です。
そして冒頭へ。
震える指で 応募する ボタンを押しました。
残念ながら、この時応募した猫さんとはご縁が繋がりませんでしたが、その後、同じ募集者さまから無事にはるをお迎えすることが出来ました。
あの震える指と、はるが我が家に来た時の喜びを、私は決して忘れてはならない。
そう自分に言い聞かせながら、マメちび親子のずっとのお家を探すハルコです。
さあ、今日はお見合いだ!
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トラさん、しれっとパウチを食べ始めました。
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