💕翔くんのストーリー② 壮絶な捕獲劇から幸せへ～体調不良、先住さんの譲渡主拒否、貧血を乗り越えて～

2020年6月27日(土)

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お待たせしました🙇　翔くん物語その②です。
壮絶な捕獲劇の末、やっと保護できた翔くん。
捕獲までの話はこちら　↓

いつもお世話になる病院に預かってもらう。　翔くん　しょぼしょぼ💦。　心配だ。
体重からして生後1か月半から2か月程度

いつもお世話になっている病院にお預かり。　診察、治療、検査、そして慣らしまでやってくださるありがたい先生だ🙏。　先に保護された兄弟のレイとカイもまだ病院にいる。
皆、風邪を引いていたり下痢していたり、駆虫途中だったり。

その後の体調の回復は、下痢や駆虫が一進一退の体調だったよう💦
この時期はモーレツに暑かったり、雨に濡れたりして、子猫には過酷な環境だったのだろう😂

折角の子猫なので、大きくならないうちに里親さん宅に迎えてもらって、一番かわいい時を一緒に過ごしてもらいたいので、私は早く里親会に参加したかった。

入院してまもなく慣らしの上手な看護師さんのお陰でみんなゴロスリになった👌
それで、そろそろ譲渡会に行きたいと言ってみたところ、先生曰く「絶対ムリです！」ときっぱり言われてしまった😱

え？　そんなに悪いのかあ、がっかり😓。　見た感じは素人にはわからないものだな。　
体調がよくならないのでワクチンを打てない。　ワクチンを打てないと譲渡会に参加できないのだ。
カイもまた下痢がぶり返したとのことで、一回目の譲渡会は結局レイだけが参加。
レイは退院してＶさん宅へ。　そしてその後、カイも翔も回復してきて、それぞれカイはＶさん宅へ。
そして、翔も回復し　保護して1か月目に我が家へ🎉🎉
あのしょぼしょぼだった翔が、元気になったらこんなに綺麗に❤️

可哀想だったのが、うちには当時子猫がおらず、遊んでくれる猫がいなかった事😓
それでも平気で誰にでも挑んでいく翔。　先輩はみんな中年。　ガキンチョの相手なんかしてくれない。でも、平気。　見て、このヤンチャぶり😅

この子はどこへ行っても大丈夫だ👍
そして7月後半から譲渡会参加。　初めての譲渡会はご縁につながらず😓
2回目8月頭の譲渡会で久しぶりに兄弟のレイとカイに再開し、やんちゃに戯れる三匹。

そこで、あ、これは！と思うような希望者さんが‼️
2歳になった先住猫さんがいる30代のご夫婦。ご自身で乳飲み子の時に保護されたとか。保護活動にも関心あり、対応も丁寧で常識的。　好印象💕
ピンと来るものがあった。　←これ大事。
9歳のお譲さんが一緒。　正直言って、私は小さいお子さんがおられる方は敬遠することが多い。猫が構われすぎてストレスになることが多いからだ。　しかし、なんとお行儀のよいお子さんなんだろうと感心した👍　私の中ではほぼ決まりのようなわくわく感が‼️
そこで、もう一人5歳のお子さんがおられると聞く。　正直ドキドキ。　5歳にお行儀など求めるのは難しいのではないだろうかと・・・。　しかし、他に何も問題ない希望者さんなのだから、運命を信じて前へ進むしかない。申し込みを受け、まずはご自宅訪問をさせてもらう約束をした。

譲渡会で申し込みがあったことを主催者に伝えると、プロフィールを見て、その主催者の一人が、たまたまこの希望者さんの自宅のすぐそばに住んでいるらしく、「このうち知っている！」と。　外から見るだけだけど、いつも玄関回りもきれいにされているよ、と有難い裏情報あり。　ご縁を感じてますます期待。

次のステップのご自宅訪問。　ここだけの話（って公開されていますが）、ご自宅に行って話がボツになったことは結構多い。家が広いか狭いかとか、きれいかどうかだけでなく、猫にとって安全で、脱走対策が可能なのか、そして、里親さんがその脱走対策をやってくださる気があるのか、が　カギだ。　そして、ご家族全員との面談は必須なので（これまたいろいろあるんですよー）、５歳のお子さんにも先住猫さんにも面談のアポ入れ。　猫さんは他人が行くと隠れてしまったらいけないのでケージに入れておいてもらうようお願いした。

訪問の日。　おうちはきれいにされていて合格👌　そして次の関門の５歳の御嬢さん。　それがまた驚くほどお行儀の良いお嬢さんだった💕。　大人が話をしている時もじっとしている。　こんな５歳見たことないと思った。　うちの子たちは全然こんな風にはいかなかった。　超合格‼️

脱走対策もアドバイスしたらやってくださると。　私は正直言って超不器用。　大きな声では言えませんが、脱走対策のアドバイスも私の案じゃない。　器用でクリエイティブな他の里親さんのすばらしい対策を写メらせてもらい、他の方に横流しさせてもらう。　早速他の里親さんからもらった写メをいくつか渡し、考えておいてもらうことに。　　
全然拒否反応なくてよかった👌。　それどころか、考えてあとで送ってくださったのは私が想定していたものより立派なものだった！　すばらしい❤️

そして、先住猫のレオくん。２歳。　これは楽勝だと思っていたのだが、
がーん😱　　飼い主さんも驚くような行動に。　
この時は翔は連れて行っていない。　よそ者は私だけだ。　他人が来ても隠れることもなく、人慣れも十分なはずなのに・・・・。　なんと、私に対して猛攻撃！　私を見てうなるわ、怒るわ、ケージ越しに手を出そうものならかみつかれそうだった😂　

いったい何？　私の何がいけないの？　自慢じゃないけど猫に嫌われるのは、野良猫を捕獲機で追いかけ、捕まえようとするときだけで、飼い猫に嫌われるなんて超ショック😓　レオ君のこんな反応は初めてだと飼い主さんの言。

ショックー。　私は嫌われても良いが、翔が襲われるようなことがあったら大変だ。
どうしよう、どうしよう😱

そうだ、近くに住んでるというボラさんがいたんだ！　丁度ケージを里親さんに貸してくださる話になっていたから、ケージを持参ついでにレオ君を見てきてもらうと、全然大丈夫だと😊

なにがなんだか、全然わからないが、とにかく翔を引き渡しても大丈夫そうだということはめでたい！

その後、お届け日まで10日間。　翔と最後の時間を楽しく過ごそうと思っていたら、その翌日から熱！
え？　だんだんぐったりしてくる。　
なに？　これ、やだ。　大丈夫か⁉️
病院で検査すると何と貧血😓

治療し、元気は回復したものの、貧血の値はすぐに戻るわけではない。　正常値に戻るかどうかは長期的に見て行かないといけない・　このまま悪化していったら大変なことになる。　
これが自分の猫なら、様子を見て定期的に検査しようで済むのだか、譲渡猫となると、このまま譲渡してよいのかどうかも考えなければならない。
貧血の値が上がってくるのかどうか、普通なら1か月後の検査になるのだが、お届けの日がまじかに迫ってりるのに、どうするか決めなければならない。

翔は、外見からは発熱後すぐに回復して、ぴんぴん走り回っている。　多くの譲渡主なら検査をしなかったかもしれない。　
神経質な私は全身検査をした。　ＦＩＰやまさかのパルボも否定するために一応検査。
問題なさそう。

貧血の原因を突き止めなくてはならないが、そうすると1か月、2か月と貧血の検査をして、完全に元に戻るまで一旦譲渡を取りやめるのか。

成長するにつれて正常値に戻ることもよくあるそうだし、見た目は元気一杯。　里親さんも楽しみにしてくれている。

悩んだ挙句、私はお届け日の朝、再度血液検査をしてみることにした。　

短期間なので結果は変わらず、単なる費用の無駄ということになるかもしれないが、
このまま悪化していないことを直前に再確認しないと譲渡主としての責任が果たせない気がした。

ドキドキしながら病院へ。
すると若干回復していた👌　これはきっと大丈夫！と、里親さんに事情を全部説明した上でトライアルを決行することに。　
里親さんにはこれまでの検査結果をすべて持参し、今後また定期的に血液検査が必要になることも告げ、承諾をもらう😊

お届けの日。レオ君も私のことより翔の方に関心が行き、すんなりいきそうな雰囲気❤️

初日から抱っこも問題なく、やっぱりどこへ行っても大丈夫な翔君。

里親さんからはトライアル中も連日動画を送ってもらい、新しい環境への慣らしと先住君との引き合わせもしっかり私のアドバイスに従ってくださり、順調この上なし💪

トライアル期間終了後も、貧血の経過観察が必要となることの条件も受け入れてもらい、翔は晴れて新しいおうちでルイ君となりました🎉🎉

はあー💦💦里親さんとのプロセスは全く問題なく順調であったものの、健康面ではハラハラドキドキ😓。

しかし、その後の血液検査で貧血も改善。全く問題なく元気に幸せに過ごしているようです❤️
里親さんは、きちんと決められた頻度で近況報告をくださっています。
赤い糸の人であった事を確信しています💕

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