だからこその、『預かり』保育ボラ。
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なんとなく、預かりさんをやっているけど、
子猫の保育ボラをするにあたって、大切なことってなんだろう。
そのコの、ずっとのおうち。幸せになるバトンを繋ぐまで
大切に、我が子のように育てること?
私は目の前のコトしか見えなくて、馬みたいに視野が広くない。
一般的に、先住猫を優先すべき。と言うけれど
私は他猫嫌いなネオしかいないトコに、子猫を3にゃんお迎えしたし、
預かったチビっ子たちは、ウチのコ同様、もしかしたら、それ以上に
とても愛おしく思って育てている(つもり)
手間・ヒマ・お金をかけて、
(今回は、拾った方々のカンパをいただき病院代に充てるも既に足が出た)
それこそ、ピカピカにして、新しい里親さんへ送り出したい。
でも、ネオが腎不全末期に突入して、今期は預かりしないつもりでした。
普段からお腹の弱いテルちゃんは、
フードの1/3腸内バイオームドライを混ぜているけど
振り返ると、いつも預かりッコが来るといつも下痢していて、
やっぱり今回もウンチがゆるめ。ビオイムハスターで調整しています。
正直、ネオは少しずつ少しずつ悪くなって、状態が良いとはとても言えません。
今朝、体重が2.3kg台まで落ちました。
ヨダレも出始めたし、私の強制給餌以外のフードはほとんど舐めるくらいになっている。
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そばでグッスリ寝てる姿を見るのが一番ほっとします。
ネオにはゆっくり過ごして欲しかったのに、
他の猫生もあったかもしれないのに、
とらーずを預かっている間に、ネオがお空に逝ってしまうこともあるかもしれない。
そのとき、私は後悔するかもしれない。
チビたちの授乳・離乳・ウンチにてんてこまいし、
嫌がるネオの口へ猫だんごを押し込み、食べない飲まないネオに悩む。
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寝ても覚めても、猫のコトしか考えてない。
それでも、他に乳飲み子を預かれる人がいないなら。と
2週間くらいの短期であれば。と、とらーずを預かって、
本当なら、とらーずは、今週末に猫カフェさんへバトンタッチする予定でした。
なのに、移動にあたってしたウイルスチェックの結果、
とらーずみんにゃ、猫エイズ陽性。
ずどーーーーん。と目の前真っ暗。
母猫からの移行抗体が検出されての偽陽性で、
陰転する可能性は充分に考えられるけれど、
今のままじゃ、猫カフェさんに受け入れてはもらえない。
ひと月くらい経ってから、検査か抗体検査で陰性だったら猫カフェへ。
でも、その間にも、刻々と、とらーずは、まだまだ大きく成長する。
そして、再検査の結果、陰転してなかったら?
ぶっちゃけ、子猫もちっこいうちほど、募集への応募は多いし
言葉は悪いけど『売れる』と思う。
赤い糸でつながった、ずっとのおうちを探す可能性は広い。
成猫の可愛さもわかるけれど、
乳児の子猫を育てる環境があるのなら、
せっかく小さな頃から育てるチャンスがあるのなら、
猫生のほんの一瞬の短いかけがえのない子猫の時間を
ホントのずっとのおうちの飼い主さんと過ごして欲しいと思っています。
(成猫の里親さんが決まらず、難航されている方々、ごめんなさい!)
まして、エイズ陽性だったことによって、
とらーずは、応募してもらえる可能性が狭まってしまった。
ならば、まだ離乳もトイレもままならないチビたちを、
猫カフェに行けなくなったから。と、なおさんちへ返すことは、やっぱりできない。
まだ預かりを続けるから。と、なおさんに頼み込んで、
ネコジルシで里親募集をかけてもらいました。
【とらーず里親募集ページ】
https://www.neko-jirushi.com/foster/140285/
母猫に代って、ミルクをあげて・チッコにウンチをトントン出させて
在り来たりなコトバですが、それこそ、我が子のように育てたとらーず。
もうホントにピカピカに可愛いです。
目に入れても痛くないくらいです。マジで。
この姿を、一瞬しかないかけがえのないこの時期のとらーずを
未来の里親さんに、ご自身の目で見ておいて欲しいのです。
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預かりなんかが独り占めしてるなんて、もったいなさすぎます。
今はまだ、FIV+という、ちっこいカラダに重すぎるリスクを背負ったとらーずですが、
そんなことも忘れるくらいのじーちゃん・ばーちゃんになるまでの猫生を
お空に逝くまで、ずっと一緒にいてくださる気持ちの里親希望の方へ
ご応募を、お待ちしております。
それから、むぎねこさくらさん。ハナちゃんの保護主さん。
エイズ感染の確率は低いと言え、とらーずをフリーにしてしまいました。
(今のところベッドの上のみ、私の目の届く夜間以外)
一番『あちょびたいざかり』になった、とらーず可愛さです。
バカな里親でごめんなさい。
ネオ、スクちゃん・ハナちゃん・テルちゃんも。
バカな飼い主でごめん。
ただでさえ狭いケージに、大きくなってゆく3兄妹。
ストレスなく伸び伸び育って欲しいのです。
これから育つ命も、だんだんと消えゆこうとする命も
人間の思い通りはならないし、できない。
今日は七夕。
たくさんの願い事はあるけれど、二つにするので叶って欲しい。
「とらーずが偽陽性で、ずっとのおうちへいけます様に」
「ネオが苦しまずにゆっくりと生きてくれます様に」
預かりは、里親が決まらなくても、ずっとそのコの面倒をみる。
と言う、責任を負わない、一時的な立ち位置のくせに、
[そのコの幸せを、ただひたすら願う]
その気持ちだけは、ワガママに、とてもとても強く持っているのです。
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