今年6月に虹の橋を渡った実家のわんこからいただきました。
この子も子どもの頃に迷っているところを父に保護された子でした。
警察に届けた父は、飼い主が見つからない場合、どうなるかを聴いて、毎日会いに行き、最後はもらって来ました。
まだあどけない子だったのに、あれから18年?くらい一緒に暮らしていました。
もらってきたのは、父ですが、もっぱらお世話は母でした。
代々猫ばかり飼ってきたうちですが、もう一頭これまた父が拾ってきた子がいたので、歴代2頭目のわんこです。
猫派のうちですが、とっとの素朴さ、素直さは、猫とは違う魅力のかわいらしい子でした。
コロナで緊急事態の頃は、年寄りばかりの実家にも行けず、行っても食料品を置いてすぐに帰るばかり。
とっとになかなか会えずにいました。
やっと落ち着いて実家の中へ入ると、びっくりするくらい年老いたとっとがいました。
それでも、歓迎を示してくれる優しい子。
みんなが集まれるようになるのを待っていたかのように息を引き取りました。
カメラが嫌いで、写そうとするとすぐソッポを向いていたね。
ある日、母と一緒にとっとをドライブに連れて行きました。
ドライブ好きだったけど、父が免許を返上してからドライブもしていませんでした。
体力があるうちに、私ができる時にと、決行しました。
とっとは久しぶりのドライブを楽しんでいるようでした。
窓の外をじっと眺めるように…
カメラ嫌いの一瞬の隙をついて撮れた写真には、笑っているかのような顔。
…今回、とっとという名前にしたのは、虹の橋を渡った優しいとっとにお願いしたから。
とっと、お願い!
保護した子猫たちが幸せになるように、力を貸してね。
見守っててね。
いつも優しい気持ちをありがとうね。
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