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私もそうですが、『環境さえ整っている』のであれば、
長い猫生を一緒に生きるのであれば、
できる限り小さな頃からの長い時間を過ごして欲しい。
そう思っています。
『環境さえ整っている』中には、
【お留守番時間の短い方】と子猫の譲渡条件によくありますが、
特にまだワクチンを打っていない子猫には、
感染症・事故、未熟なイチ飼い主・預かりの私にはわからないまだたくさんの、
目を離したら、もしかしたら、小さな命を失ってしまう危険があるからです。
3歳前後の乳幼児から目を離せないのと同じだと思います。
今回、預かっているとらーずは、発熱して幸い回復に向かっていますが、
くしゃみ・鼻水・目ヤニのようなわかりやすい風邪の症状はありませんでした。
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もし、ネオがお空へ逝ってしまった1週間前だったら、
ただずっと寝ていて、ゴハンも食べたい気分じゃないのか。程度で、
ずっと部屋にいる自分でも気づいてあげられなかったかもしれません。
フルタイムで働かれている方でも、
・子供が早く帰って来る
・おじいちゃんおばあちゃんがずっと家にいる
だから、大丈夫。と言われる方もいるかもしれません。
でも、『きちんと見てあげられる』方じゃないとタメなのです。
なので、ドライ置き餌を食べられたとしても、
特に未ワクチンの子猫の場合は、
例え『運命のコ』だと思っても、きちんと成長するまで待つ。
待つことが難しいときは、そのコには、ご縁がなかったのだと、
本当の赤い糸でつながった猫ちゃんを探して欲しいと思います。
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そして、とてもとても難しいことだと思いますが、
保護主さんにも、小さな時期にお迎えしてもらって大丈夫な里親さんなのか
慎重に里親希望の方を見定めて欲しいです。
子猫に限らず、もし「何か変だ」と思ったら、
このご時世だからネットで調べて・相談して、保護主さんや猫友さんに聞いて、
わからずに迷ったのなら、時間的にも金銭的にも躊躇せず、
病院へ連れて行って欲しいと思う。
なんでもなければ、それは無駄ではなく、何よりだと思う。
そしてその時に、話すことができない猫の代わりに
どうして病院へ来たのかを、言葉や動画でキチンと伝えられる飼い主さんであって欲しいです。
それができなければ、飼い主になる資格はないと思うのです。
猫生を見届ける「飼い主」になる時間やお金や覚悟のない人は、
私の友人のように『猫をお迎えしない』と決めなければいけないと思うのです。
猫は、かわいいし、癒される。
すやすやと眠る寝顔や、撫でたときのもふもふした感触。
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「愛情持って育てます」「可愛がります」「大切にします」と言う方は多いです。
でも、かわいい姿を見ているだけじゃダメなんです。
オモチャや玩具感覚で、猫から幸せをもらいたいだけの方はダメなんです。
『苦しい・痛い』小さなサインを見逃さず
面倒な病気について勉強して、良いフードやウンチを考えて
元気に伸び伸び幸せにずっと暮らしていけるように努めて欲しいのです。
自分のことは棚に上げてでも、猫を幸せにする覚悟を持って欲しいのです。
まだまだ、とらーずは
エイズ陽性が偽陽性で陰転するかどうか。
再度、里親さんを募集して、応募が来るのかどうか。
その中に、運命のずっとのおうちがあるのか。
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心配はつきないけれど、
やっと元気になってきた姿を眺めていると
これから先の未来、絶対に幸せになって欲しいんです。
これはあくまで、
17年一緒にいたネオを虹の橋へ見送って、
その最中、授乳から育てたエイズ陽性のチビッ子を、
ウチのみんにゃと一緒にフリーにしている、
バカな、イチ飼い主・預かりである私が、今、あらためて思うことです。
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こう書いたことを忘れずに、
一日一日を大切に、みんにゃと過ごさなければいけない。
自分に一番言いたいことです。
感傷的になっているのかもしれません。
生意気なこと書いてすみません。