http://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/
三連休の真ん中で行ってきました、ミュシャ展。
完全なミュシャの作品だけの企画展ではありませんでしたが、県境を越える外出は控えるよう言われてるし、なかなか近くでミュシャ展もないだろうし、ダンナさんのリクエストもあり行ってきました。
普段こんんあ崇高な場所には足が向かないカリタ家。
今回なぜダンナさんがリクエストしたかと言うと、ダンナさんはミュシャが好きなんだそうです。
そう言えば、結婚したばかりの頃そんなことを聞いたような聞かないような・・・?
絵画や美術なんて全然わからないカリタでも、絵のタッチでこれはミュシャっていう程度にはわかります。
でも彼がどんな絵を描いて、どんな影響を与えたか、どんな作品を残してるかはわかりません。
今回のこの企画展ではどちらかと言うと、ミュシャがどんな影響を与えたかという紹介になっていたように思います。
ミュシャの作品によく使われてる『Q型方式』、ここに来るまでそういう呼び方をしてることすら知りませんでしたが、あの円は印象的ですよね(カリタですら知ってる)。
ミュシャはポスターや挿絵を多く手掛けており、特に舞台女優のポスターで評価を得たのだとか。
そのため展示されてるのも女性の絵が多いんですが、中には男性やおじいさん、おばあさんの絵もあるんですよ。
そういうのはやっぱり美術館などに行かないとなかなか見られませんね。
ミュシャは与謝野晶子の『みだれ髪』の表紙絵を描いた藤島武二にも影響を与え、ミュシャの手法は明治時代の日本にも多く用いられるようになったんですが、その影響は現代日本まで及んでるのに、受け継がれる中でミュシャの名前は消えていったこと。
『日出処の天子』で有名な漫画家山岸涼子なども影響を受けているそうですが、今その人たちの漫画を読んでるワタシたちでミュシャを思い浮かべる人はどのくらいいるんでしょうね?
全然興味がなくてもやっぱり自分の目で作品を観ればちゃんと楽しめます。
県美なんてもう何年も来てないけど(以前行ったのは伊藤若冲展)、たまにはしっかり本物に触れるのがいいですね。
ミュシャ展でなくても、近くに企画展、常設展がある方はぜひ!
ミュージアムショップにはたくさんのミュシャグッズがありましたが、カリタの目を惹いたのは『鳥獣戯画』のグッズです。
なぜか説明はできませんが鳥獣戯画好きなんですよ~。
あまり種類がなく、日常使いができそうなものがなかったので、今回は購入は見合わせ。
まぁ県美は近いので、いつでも買えるから。


今夏の内容はうちの子とはもちろん全然関係ありません(笑)
最近のコメント