娘が横に添い寝していたらしいですが、5分程度でそれ程に苦しまずに逝けたそうです。
大好きな家族がいる家でゆっくりと逝けたと思います。
最後の日の二日前、私はほぼ寝たきりになったグルに
「一杯幸せだったね」
と言った途端にグルの片目から涙がポロリと流れました。

偶然かも知れません。目ヤニが出ていたせいもあるでしょう。
けれどタイミング的に私の言葉に返事してくれたのだと私は思っています。

腕を差し出すと得意の顎のせをしてウットリと目を閉じてくれました。
トトの時の一番の後悔が可哀想だからと画像をあまり残さなかった事。
けれど一生懸命頑張っている姿が可哀想なはずはない!!
思い出を沢山残そうとグルの画像を毎日撮りました。
生きた証です。
先ほどからマロコやメロがグルの遺体の箱に近づいて覗いては去ります。
お別れしているみたいです。
最後まで普通にグルの近くにいたり、寄り添っていたそうです。
娘が「あっちでトトに会えるね」と言っていました。
すいません。
こんな状況の中でも私の職場は人手不足の多忙にて休む事ができません。
グルの傍に少しでもいたい…それすらもかなわず通院すら
「猫なんとかならない?」
と言われる始末でした。
グルの火葬は娘に全て任せるしかありません。
私は昨日、職場を辞める事を決めました。
グルの世話も満足にする体力も残らない程に過労で
10時間労働で体調不良の休みすら取りにくい職場。
グルの「行くのかにゃ?」って目が決意させました。
「倒れられたら迷惑」
とまで言われたので、辞めます。私は倒れるわけにはいきません。
毎日見送ってキスして抱きしめて
「やめとけ」「心配だにゃ」って顔していたグル。
疲れ果てて横になっていると必ず
「ほれモフれ」
と横に来てくれたグル。
こんな自慢の優しい強いカッコイイ息子はいませんでした。
沢山の方に応援してもらった自慢の子です。
何度かネコジのイベントにも参加させて頂きましたね。
この日記のおかげで沢山のグルの思い出が残せています。
あらためて皆さまありがとうございました。
グル「俺がんばったよ?褒めれ褒めれ」
得意の尻尾ブンブンで体当たりグル。
愛してるよ。
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