そして、ユリたん面会の日*の翌日・茶とらず卒業の前々日の分の日記です。
日記の時系列を崩したくなくって、画像だけ貼ってあげて、
スグ下書きに下げていたのですが、書き直しました。
どーでもいいかもしれませんが、
オサボリ癖のせいでなんだかわかりづらくてすみません。
ご家族が面会に来た日の夕方。
里親さん候補として有力だった方の退会を知り、夜遅くまで、なおさんと電話。
そして、そのご家族へゆりたんをトライアルに出すことを決心しました。
面会翌日の朝、その旨を伝えて
ファイナルアンサーを待つ(ユリたんを里子として迎えるか、家族会議) ご家族で話し合った結果、具体的にトライアルを開始できるのは8/20~
その時点では、まったくの準備ゼロ。
ご主人の提案で
「○○さん(私)にウチに来てもらって、(脱走とか危険とか)ダメなトコロを指摘してもらえ」
&
猫の本を図書館で借りようかと思っている。と言っていたので、
私の本をトライアルまでに間に読んでもらうのに貸したかったし、
今までは、お届けのときにしている、私のびっちり・コンコンとした2時間弱はかかる説明。
これを、トライアルの前に一度伺って実施することに。
早めのほうが準備期間もあくし、いつに?となり、
「夏休みで予定があるけれど、急だけれど今日は?」となり、
じゃあ、ユリたんも動物病院感覚で、練習がてら連れて行こう。となり、
連れて行くなら・・と、トイレやらフードやらオモチャやら荷造りして
行く道のりをGoogleマップでルート検索⇒ストリートビューで頭に入れて、
午後イチに伺いました。
さながら、プレ・トライアル?
キャリーを出して用意していたら、中に入っていたシェリくん。
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「ボク、行きまちょうかぁ?」
伺ったお宅は戸建てですが、よくあるマンションの間取りのように
玄関ドア⇒玄関の空間⇒リビングへのドアと、2重扉式になっていて◎
キッチンも、なんてゆーんだろう。キッチリ区切れてないLDK。
カウンターがラーメン屋さんみたいに空いていて
でも、キッチンへの出入りの部分にお子様のちっこい頃のベビーゲートをつけたままでした。
とりあえず、ちっこいうちはそのベビーゲートをうまくスキマを塞げば、
カウンターも、まだジャンプできないし、LDKの空間でにゃんとかなりそうです。
なんにせよ、そのドアを開けていたら意味がないので、お気を付けください。
脱走対策は、どんなに厳重にしたとて、最後には人間の意識にかかっています。
ユリたんに、お嬢ちゃまたちが大はしゃぎ。
そして、どこかに隠れることはないけれど、イカ耳で
むっすり私の傍にくっついて来るゆりこ。
持参した、ねこ漫画にさっそく上の怖がりなお姉ちゃんが夢中に。
お転婆な下のお嬢ちゃまは、持って行った猫オモチャをもってユリたんにかまいたそう。
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おひとりさまトイレや、お水やフードを実際に見てもらって
パソコン開きつつ、説明開始~なんだかんだ、やっぱり1時間以上はかかってしまいました。
『初めて猫を飼う里親希望の方へお伝えしたこと』
最初は、ノート広げてヤル気まんまんだでした、
メモは進んでいず、途中ふと見ると、死んだ目に。
「私、職場に居た頃は部署をいろいろ変わったんですけど、
なんだか、新しい職場に行って最初に受ける研修みたいでしたー。
・・・私、コレからココでやってけるの?みたいな(情報量)」
あー、ゴメンゴメン。
でもさ、ふつーお届けのときにコレやって、「じゃ」って帰って来ちゃうから。
先にやっておいてよかったよー。
今からユリたんをおうちに迎えるとこで、疲れ切っちゃうもんね(笑)
真っ白(あしたのジョー風)になっていたところへ
「トライアルまで日があるから、なんでも聞いてください」と帰宅。
思い返すと、預かりっ子たちが出戻りした里親希望者さんって、
お届けでこの長々説明を聞いた後、みんな疲れ切ってたな。と思う。
聞いてなさそうな人もいたので、大事なこと(ワクチン・避妊の日程とか)は
「メモしてください!」と書かせたことも。
だって、こっちだって「知らなかったー」って
大事なにゃんこをないがしろにされたくないし、必死なのよ!
心配なあまりなのよ!
そう思うと、この徒労感の伴う説明をしている中、
喰いつくように、「あ。ちょっと聞きたいんですけど」と
質問を次々してきていたのは、ゆずたん+ポンちゃんママの、おえーさん。
あの人、すげーよ。
やっぱり、条件だけじゃ、ホントに良い里親さんをはかることはできないな。
と、あらためて思いました。
なおさんに「やりすぎちゃったかなー」と報告したけど
(なおさんは、全然気にしないで早いと15分くらいでお届け終わるそう)
お迎えしてから、少しずつやってけば大丈夫なこともたくさんだし、
心配症の里親希望者さん、あんまり考えこまずに、なんでもすぐ聞いてね。
そして、頼りになるご主人・ご家族とも話てみてください。
普段、お届け先のケージは、あってもなくても。と思っていますが、
脱走とか、家の中での危険とかをとても心配しているので、
あった方がいい⇒用意しておいてください。とお伝え。
市役所の譲りますコーナーを見る。と言っていたけれどなく、
とりあえず小さめで中古を買おうと思っているけれど、
ウチと同じくらいのほうが、ユリたんが安心かと思うので教えてください。とメッセ。
その返信のすぐ後に、メルカリで全く同じのをポチり、
昨日、ご主人が取説なしで組み立てしてくれたそうです。
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帰宅しても、別段変わりなかったユリたん。
普通のトライアルは、お迎えすることはほとんど決まっているけれど
念のため、何かないかのお試し期間。ってイメージですが、
今回の場合は、心配症で自信がまだ持てないようなので、
「ウチで、ユリたんを、猫ちゃん自体をお迎えできるのかどうか」
その判断をくだすための期間という感じです。
トライアルの期間については、なおさんはすごく "ふんわり" なので、
どうしようか、長くしたほうがいいのかなー。と考えて、相談しながら、
私が「そう言えば」と、フクベさんのトライアルについての日記の話をしていたら、
「そうですね、ダラダラしたところで決断が固まるワケじゃないし」と。
トライアルは1週間と決めました。
昨日いただいたメッセージから
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私がユリちゃんを迎える準備に時間と体力を使えるように、
家族が協力してくれています。
皆で同じ方向を向いているなと感じており、
この期間を経験できただけでも思い切って応募して良かったと思っています。
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よかったね!と、言いたいトコロですが、
ユリたんのお迎えについて、
やっぱり心配症が行間ににじんでいる気がします。
いろいろやってみないと心配は尽きないようですが、
「人生最初で最後のたった一人の猫ちゃんが、ユリちゃんでいいのか」
「ユリちゃんは、ウチに来て幸せになれるんだろうか」
等、考えてしまったりもするそうで、(ありがたいんですけど(笑)
「昨日主人とも話たんですけど、ユリちゃんを3人めの自分が産んだコだ。って思うことにしました!」と。 ん?
「だって、自分で産んだら、私も子供(ユリたん)も、選べないじゃないですか」
おー。それは、家族・我が子と思ってくれたらありがたい。
だいじょぶだよー!
ご家族も、私も、応援するし、手伝うから!!
と、声を大にして言いたいと思います。
ネコジぱわーもきっとあるし。
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茶とらずも、応援ちてるち。
トライアルは20日~。トライアルまであと3日。
ご家族とユリたんと。
みんにゃでがんばって、幸せ家族になって欲しいと願っています。
<貸した本リスト>
『0才からのしあわせな子猫の育て方 』服部 幸 (監修)
『ねこほん 猫のほんねがわかる本』今泉忠明 (監修) 卵山玉子 (イラスト)
『猫のための部屋づくり』ジャクソン・ギャラクシー (著) ケイト・ベンジャミン (著) 小川浩一 (翻訳)
『うちの猫がまた変なことしてる。』1~5 卵山 玉子 (著)
『鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン! 』1~3 鴻池 剛 (著)
『おいクロタン!!』伊藤理佐 (著)