期日は設けてなかったもののお休みすると言っておきながら、一昨日日記を書きました。
私には今月、どうしても書きたかった日記がありました。
書いても書かなくても・・・・・・ただ私のこだわりの問題です。
そして恥ずかしながら書くことにしました。
今月書きたかった日記は、サブローのことです。
今日でサブローと出会い一年が経ちました。
去年の今日、サブローは急に我が家の庭に現れました。
威嚇するのに空腹でご飯をほしがる猫でした。
サブローは高齢のおじいちゃん猫でした。
おそらくずっと野良猫をしていた未去勢のガリガリのシラミだらけの猫。
なぜ我が家にやってきたのか?わかりませんが、なんだかんだで今では家猫です。
この一年、サブローは病院に行くこともありましたが、まずまずな体調で過ごしていました。
ここ最近、口の中が痛いのか食べる量が減り、ずいぶんと痩せてしまいました。
食べるか寝るかの生活を送っています。
そんなサブローに少しでも栄養の足しになれば・・・・・と、200CC入っている液体ミルクをあげています。
今では毎日の習慣になり、同じように高齢で口の中が痛いシロさんと一緒にミルクを飲んでいます。
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前に粉ミルクを溶いて作ったミルクはマズイ!!らしく不評でした。
私はサブローと出会い、一緒に暮らすようになり、ウチへ来てくれたことを本当に嬉しく思っています。
それと同時に、いつまでいてくれるのかな・・・・・と不安になるときもあります。
ずっとゆったりと生活してもらいたい・・・・これが私の願いです。
真夏の暑さに耐え、真冬の寒さに耐え、空腹などにも毎日耐えながらの生活だったと思うのです。
サブローは見た目は普通のキジトラです。特別可愛いわけでも、人に愛想がいいわけでもない。
走ることもしない、後ろ足を引きずったエイズ陽性の老猫・・・・・。
でも私には最高に可愛い子なのです。
外で暮らす猫たちは遊んだりする余裕がきっとありません。
空腹を満たされた猫は余裕があると思います。
餌やりさんと出会えた子は本当に幸運かもしれません。
私は可能な限り、TNRではなく猫を迎えています。
それは猫が増えないことも大切ですが、この猫自身の命もまた大切だと思うからです。
明日会える保証はなく、今日が最後かもしれない。
私は実際何十匹というTNRした猫がいつのまにか我が家へ来なくなり自分を責めた経験があります。
一度にいなくなったわけではなく、長い月日の中で手術をした後、だんだん徐々に来なくなりました。
迎えてあげていれば・・・・・会えなくなり毎回後悔しました。
サブローを迎えたとき、私はサブローを看取ることができる安心感を手に入れました。
その看取りは決して遠い未来ではないかもしれません。
でもだからこそ、私もサブローも悔いのない日々を過ごしたいと思っています。
看取れることは飼い主最大の幸せだと私は何十匹と見送り思うのです。
後悔や悲しみやいろんな感情が湧き出しても、最後にありがとう・・・・と見送れるのは飼い主だけです。
サブちゃん、まだまだ食べたい物食べて、生きることを満喫してね。
これからもよろしくね。
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飼い主共々、今後ともよろしくお願いします。
上の写真のサブロー、ミルク飲み終わるといつも顔についてます。
下の写真のサブロー、来た時のサブローです。
いつも書きますが、猫は何歳からでも家族になれます。そう思います。
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