ミケを拾う

2020年8月22日(土) 352 / 0

２０２０・８・５押ノ川からの帰りの道、三毛猫が道をふさいでいた。車からどいてくれるのを待っていたけど、こっちを見ながら鳴いている。車から降りて近くに行けば逃げるかと思い、車から降りてみると鳴きながらこっちへ寄ってきた。目ヤニや汚れで左目はつぶれ、右目もつぶれかけていて、必死でおいかけてくる姿はゾンビみたいだった。なんとか、まいて逃げようと思ったが、ガリガリに痩せて目もつぶれているのに素早く追いかけてくる。すでに２匹猫を飼っているのでこれ以上は飼えないと思って、なんとか逃げ切りたかったが、必死で鳴きながらついてくる姿は「生きたい」と強く訴えかけているようにみえた。しかたないので、車に仕事の書類を入れて置いていた紙袋から、書類を全て出して、使い古したタオルで猫をつかみ、紙袋に入れて、連れて帰った。ガリガリにやせている割にはとても元気でお皿に入れてあげた水を必死で飲んだ。猫風邪をひいているのか、鼻がズビズビいって、息苦しそうである。他の猫のご飯をお皿に入れても鼻が詰まっていて認識できないのか食べない。しかたなく、ちゅーるを口元にもっていくと舐めるので、そのちゅーるをカリカリにかけて食べさしてみた。ズビズビいいながらも腹が減っていたのであろう。全部食べてしまった。

とてつもなく汚かったので、外で盥に水をはってシャンプーをした。街頭の薄暗い灯りの下で洗ったので、汚れが落ちたのかよくわからなかったが、蚤らしきものが何匹が水に沈んでいた。タオルドライして、ゲージに入れ、翌日動物病院につれていき、抗菌薬入りの目薬と、目に良いらしいサプリメントの粉を出してもらった。

抗菌薬入りの目薬のおかげで、少しずつ目があいてきた。翌週、もう一度診察のために病院に連れていくと、角膜保護の目薬をもらった。１日２－３回点眼し、目はだいぶきれいになった。しかし、鼻水・鼻詰まりが治らず、８・１９再度受診。緑色の鼻水がでることを獣医師に伝えると、液体の赤くて甘いにおいの抗生剤の内服を処方されたシリンジで１ｃｃ引いて、ご飯に混ぜ１日２-３回与えていると、だいぶよくなってきた８．２２現在。

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