「チロは猫だけど、もう殆ど人間だよね!顔も人間みたいだし、気持ちも通じるし。でもさ、チロは猫だから、トイレの後で手を洗わなくてもセーフだよね!」
何か笑えた。
火曜の夜、和室から夫の声がする。
「チロ~、かわいいな、かわいいな~」
そして、チロに対して自分のことを パパ と言っていた。
…何か驚いた。
水曜のお昼近く、仰向けで甘えるチロとのほっこり時間。ふと見ると、下腹部に肌色の湿疹が。病院の診察時間を確認して、再度患部をチェック。嫌がって噛みついて暴れるチロ(こんな時でも本気で噛まない優しい子)、必死な私。見つけた患部…
…と思ったら、乳だった…
ポンコツでごめん。ほんと、ごめん…
木曜の朝。つまり今朝。次女が泣き出した。
「あのさ、ずーっと言いたかったんだけどさ、どうしてパパとママはチロには優しいのに、私には優しくしてくれないの?!」
…やっぱり来たか。この質問…
用意していた言葉を伝える。
「次女ちゃんもそう思ってた?パパとママも、もっと次女ちゃんを可愛がりたいなーって思ってたんだよ!でも次女ちゃん、愚図ったりダラダラしたりで、なかなかチャンスがなくってさぁ。どうしたらもっと可愛がらせてくれる?」
「私、もっとササッと頑張る」と次女。
おかげで今朝は親子でいい時間を過ごして、元気に登校。これもチロちゃん効果かしら~
…約30分後、小学校から電話が。
「次女さん、ランドセル以外の持ち物を全て忘れてます…!」
…ずっこけた
チロは、ここ数日間で、リビング奥のドアの向こうとベビーゲートの奥にも世界が広がっていることに気付いた様子。
動きも驚くほど素早くなった。
歯が痒いのか甘噛みが激しい。
「大きくなるのは嬉しいけど、大きくなっちゃうのがもったいないね」という次女の言葉に頷く日々。

チロちゃん、宝物のような毎日をありがとう!
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