翔君の里親さん、行き倒れ猫を救う‼️‼️

2020年9月6日(日) 468 / 0

七月末の事。
朝早くいきなり電話が鳴る。一年前に譲渡した翔君の里親さんから。

里親さんから連絡もらうのは、通常はメールかLINEでの定期近況報告。
それが電話。　しかも早朝電話😓

嫌な予感しかしない💦

ドキドキしながら電話に出てみると、

『目の前に成猫がグッタリしてる、どーしたら良いですか？』

→ やっぱりね、やっぱりね、ヤな予感的中じゃん😂

ヤな予感でも猫の命がかかっているのだから嫌だなんて言わず、考えなきゃ。
寝ぼけた頭が回転しない、
えーと、えーと、えーと💦💦💦

実はこーゆー相談、めちゃ難しい😓
病院へ運んで治療してあげてと言うだけなら簡単だが、
治療してもしかして元気になったら、その事まで考えてあげないといけないからだ。

『どうしたらよいですか？』という事は、その人は飼えないということだからだ😿

その里親さんは、うちから子猫を一年前に譲渡したばかり。先住君もいる。
行き倒れ猫を病院に運んでくれても、その後飼ってやれないだろう。

しかし猫は苦しんでいる。　歩けず行き倒れている。何とかしてやらなければ😿😿
私に電話してきた里親さんも、何とかしてあげたいから私に電話してきたのだろう。
しかし、私のいるところは近くないし、すぐに駆けつけてあげられない。
その辺りの野良猫の味方の病院も私は知らない。

運のいいことに、その里親さん宅のすぐそばに、猫ボラさんが住んでいたことを思いだした❗️
その人は、私が翔の里親募集をしていた時に参加させてもらった譲渡会を主催されている会のメンバーさんで、翔君の里親さんが決まった時に、丁度その近くに住んでいるということがわかり、その里親さん宅に翔をお届けするときに付き添ってもらったり、ケージを貸し出してもらったり、とてもお世話になった。　しかも、その人は里親さんとも会い連絡先も直接交換してもらっている。

すぐに私はその人に助けてもらうことを思いついたが、里親さんはすでにその人に電話を入れたけれどつながらなかったと💦

行き倒れの猫の状態が心配なのでぐずぐずはしていれられない、その譲渡会を主催するほかのメンバーさんに連絡してみることに。　
少なくともどこか近くの野良猫に優しい病院の紹介をしてもらえるだけでもありがたい。　　

他のボラさんからはしばらくして返信が来たが、
連絡を待っている間に、里親さんは行き倒れ猫を、飼い猫のかかりつけ医に連れて行ってくれていた🐱。

その先生によると、交通事故か何かで相当重症で、助からない可能性が高いとの診断だったそう😿
そしてその里親さん宅では飼うことができないであろう事情を察し、そのまま病院でケアを引き継ぎ、その後は愛護センターに託してくれることになったそうだ。　その地域の愛護センターは治療もし、元気になったら里親募集もしてくれるという。　恐らくセンターに引き渡すまでもその命は持たないと思われのではないかと思う😫

行き倒れの猫は助からなかったかもしれないが、
あのまま道路に倒れたまま、炎天下、じわじわと衰弱して、誰にも情けを受けず、一人ぼっちで虹の橋を渡るより、誰かに救いの手を差し伸べてもらい、雨風防げる屋内で最期を迎えられたのならば、その子は幸せだったと思う💕

そして何より、目の前で倒れている命を見て見ぬふりをせず、手を差し伸べてくれるような人が、うちの猫の里親さんでよかったと、心から思う💕

翔君の里親さん、本当にありがとう🙇‍♀️
自分の飼い猫になった子だけでなく、誰にも迎えてもらえない恵まれない猫にも思いをかけてくれて。

世の中、こんな思いをもってくれる人が一人でも増えて行けば、そのうち不幸な野良猫も減っていくであろうと思う。　

ボランティア活動できなくても、里親になれなくても、恵まれない命に手を差し伸べて行動できる人が増えて行きますように❤️

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