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うちにご飯を食べにくるようになって、3〜4週間ほど経った頃のナナ。まだ外で暮らしていました。
最初来たばかりの頃はこれよりも少し小さかったです。
体のあちこちにダニに喰われたような小さな赤い円形の脱毛があって、目にはおおきな黒い目ヤニ。
汚い子猫だな、でも可哀想になあと思い、ご飯をあげてたら、あっという間に大きくなって、子猫じゃなくなりました。
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室内だけで過ごすようになったばかりの頃のナナ。タヌキみたいになってきてます😅
最初は片手で持ち上げられるくらい小さかったです。うちにご飯を食べに来ると、まずビニール手袋をして片手で持ち上げ、もう一方の手で市販の動物用の皮膚の軟膏を塗っていました。軟膏は効き目があって、ナナの体の赤いポツポツは徐々になくなっていきました。
気をよくした私は、市販のネコ用の虫除けのリキッドをナナの首のあたりに塗りました。これは、ナナの体に全く合わず、リキッドを塗った皮膚のあたりがむけてきて、痒がって引っ掻くので、どんどんひどくなっていきました。慌てて病院へ連れて行き、注射をして薬をもらいました。薬をもらっても夜自由に外で過ごしてると、朝ご飯を食べにきたときには、せっかく治りかけた傷がまたひどくなってるので、大奮発で大きなナナ用のケージを購入。夜はケージで過ごして、引っ掻いて血が出てたら、気が付く度に薬を塗りました。
傷が治る頃には、ナナは家にご飯を食べに来るのではなく、外にちょっと遊びにいって、家の中に戻ってくるようになりました。病院通いをしてる時に避妊手術も済ませました。可哀想なことをしましたが、結局傷の手当てが、ナナが家ネコになる最初のきっかけになりました。
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小鳥が庭に遊びにきてるのを身を乗り出して見ています。
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伸びきって寝てるナナ。ちょっとダイエットが必要かも💦
ナナに顔を近づけると私の鼻先をペロペロと舐めてきます。
ナナを見ていて、なぜか子供の虐待のニュースを思い出す時があります。
野良猫でさえ、保護して愛情をかければ、愛情で返してくれます。ましてや人間の子供。
どんな恐ろしい切ない思いをしたのだろうと思うことがあります。
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