それでも、むちゃむちゃ食べていました。
その翌日、なおさんがお店を早終いして病院へ連れて行って、
皮膚を3箇所削って顕微鏡で見てもらっても皮膚の原因がわからず、
レボリューションを前回よりやや多めえ滴下の指示。
便秘は、診察室の奥へ連れて行ってもらってお湯でマッサージ+浣腸でも出ず、
帰りのキャリーにウンチが出ていたそうですが、
まだ便秘は治らず、もう一度ボラさんが病院へ連れて行って再度浣腸⇒ウンチ出ず。
サプリ等をもらってきたそうで、それでもダメならもう一度(病院へ)連れて来るよう言われていて
でも、やっぱり何度も何度もトイレでキバっても出なかったウンチ。
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「トリミングしてても、イワオが心配でさー」
「あのカラダでふんばってるのに出ないの見てるとかわいそうで」
そんな話を聞いていたトコロでした。
こないだなおさんがウチに来てユキたんを見たときには
「ウチのイワオのがもっと食べる」
「イワオのが、お腹は洋ナシみたいにポンポコリンでコロコロウンチ」
と、ちょっと自慢気なくらいだったのに。
初めて授乳の必要な子猫を預かるときに、
「乳飲み子の下痢はコワイよ。それで何度も死なせてるし」
と、なおさんに言われたけれど、
もう離乳したコも、便秘も、やっぱりこわいです。
子猫の不調は、侮ってはいけないんだ。と、肝に銘じます。
保護されたばかりでも、人懐こく『にゃーにゃー』鳴いて、
あんなにイイ子だったのに。
治ったら、幸せになれるコだったのに。
イワオ、何もしてあげられなくてゴメンね。
始まったばっかりの猫生だったけど、がんばったね。
なおさんに、おいちーのもらって、マッサージしてもらって、
そして、看取ってもらえてよかった。
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でも今度の猫生は、保護されてなおさんちなんかに来ちゃダメだよ。
元気に丈夫に生まれて、
幸せなおうちに行くんだよ。
虹の橋で、楽ちくあちょんでね。
こんなコが、ひとりでも減っていきます様に。