(おえーさん、この前は曇ってて残念だったね)
雲ひとつない、まさに『青天』の中、ユキたんのお届けに行って参りました!
里親さんは、ずーーーっと、ずーっと前から保護活動をされていたご夫婦です。
「里親さん募集に、当時やっとネコジルシができて・・・」と伺ったのですが、
昔は今のようにたくさんのサイトもなかったそうです。
今回、ユキたんに『決定』をつけてあげたくて形式上応募いただいたのですが、
(スマホがない私との連絡手段としても頼みますた)
クモの巣はるくらい放置していたネコジルシに奇跡的にログインできて
オタク気質な私は、10年以上前の募集履歴をフムフム読み漁りました(笑)
お届けまでの小一時間、ガサゴソ(おそらく、出ちて!)したとき2度鳴いたのみ。
恐いモノ知らずのユキたん、あたらちーおうちへ到着!
アラ?? サスガのユキたんも、アウェイな空気はダメ?
先住ちゃんたちのご挨拶にも『しゃー』(笑)
私が三毛猫LOVEなように、ご夫婦は白猫が好き。 昨年はじめ、最愛の白ねこ、コタルちゃん♀を看取られました。
そのコタルちゃんともにゃかよちだった、山梨で出会ったというマメちゃん♂
スクちゃんより0.5kg体重が少ない?嘘!?と思った、
むくむく・ほわほわなカラダ。おっとりさんかにゃ? 一方、朝ウンチしてなかったので、とりあえず入れたトイレにお籠り。
にゃかにゃか出て来ないユキたん。(出てきそうだけれども(笑)
銀ちゃん♂ 島根へ家族旅行中、観光地に捨てられていた銀ちゃん。
「現れて1週間も経っても、あげても食べてくれず困っている」と、餌やりさん。
なのに、屈んだ里親さんのリュックに『ひょい』と飛び乗って来たんだそうです。
一旦宿に戻って、ご夫婦で話逢って、同行のご両親へ打ち明けて、
やっぱり。と、また戻って旅行を取止めて、ダンボールに入れられておうちへ来て9年だそうです。
保護した時すでに口内環境が悪くて、スグ全臼歯抜歯して、
ここ最近では、ウチのお空へ逝ったネオも一時的になった前庭障害に。
ネオは恐らく耳系でしばらくしてから回復したけれど、銀ちゃんは残念ながら脳系だそうです。
(症状等、詳しくはタブからどうぞ)
ときおり、後ろ脚がヨロついてましたが、ドコを撮っててもなんか銀ちゃんが写っとるくらい
常に人の傍にいる?甘えんぼさんみたいです。
健ちゃん♂ TNRしていた頃、何度も何度も捕獲器に入ってしまって、
他のターゲットにゃんこがかからにゃい。
「そんなにウチのコになりたいか」とお迎えした健ちゃんは、
「不器用なもんで(笑)高倉健さんの『健』です」と、おっしゃってました。
健康の『健』でもあるんではなかろーか。
おうちでは、一番ノラっ気の残る、人見知りさん。
いいのよ。パパママおうちのみんにゃと幸せならば。
ウチのミケミケズだってそうにゃんだから(笑)
こんなみんにゃの中で、
春~夏頃、お隣のボンネットから保護した子猫♀500g~が暮らしていたそうです。
月齢はとらーずと同じくらいかな?今はお隣のおうちのにゃんこになったそう。
この子猫♀が、たくさんのにゃんこを見てきたご夫婦の猫歴史上、
一番運動センスよく暴れるオンニャのコだったそうですが、
それでも、シニアのおうちにゃんこ達はなんとか滞りなく面倒をみてくれて、
なので、先住ちゃんたちにとっても、ご夫婦の年齢も合わせて、
子猫をお迎えするには最後のチャンスかと、白い子猫を探していたのだそうです。
ご夫婦の里親としての資質は、さることながら
猫と暮らすおうちが素晴らしかったので、動画連投!
ねこよみうたの『建もの探訪!』ふう。
今後おうちを建てるorリニュ予定の方は是非ご覧くださいませ(笑)
石田ゆり子さんち的、青空が抜けた箱庭のよう。
コの字の抜けた壁は、屋根の高さまでのフェンスで覆ってあります。

お水は『なみなみ派』なトコも、意見が一致(嬉) 三毛絵画の右手が寝室で、そこにも猫ドア。そして寝室には自動猫トイレ。
外と地続きの引き違い掃き出し窓には脱走防止ネット+電動シャッター!
建もの探訪を毎週録画している私の脳内に流れた音楽(笑) すみません・・・
ダストボックスみたい。 裏手にある水路の手前には石像?を囲った木塀の公有地。
そこに、おおーーきな桜の木が見えます。ユキたん、春が楽ちみだね!
すごい素敵だらけにゃのです! ユキたんは、リビング探検ちう。
持参して広げた荷物で、せっかくのリビングが、
とっ散らかって見えてしまって、申し訳ない。
猫ぐっずを広げてて最初気づかなかったのですが、
個人的に、いろんな置物が気になってしょうがなく、猫よりカメラを向けてパシャパシャ。
作家さんの作品が、家のあちこちに。

骨董のような素敵家具。ミナのタンバリンのくっちょんにもコーフン!
もっとゆっくり堪能したい。私が1週間くらい代わりに住みたい(笑)
ベランダにたくさんあった睡蓮鉢。リビング向かいの和室にも!? [稚魚]と書かれた紙が貼ってあって、メダカが元気にスイスイたくちゃん泳いどる!!
「メダカって増えますよね?」
「もう限界なので、止めにします。メダカ要ります?」
「要りません(やけにキッパリ)メダカって増えますよね?」
「そう・・卵が食べられちゃうから分けてるんですよ」
「メダカって増えますよね?」
「うーん。なので、ココロを鬼にして・・」
記憶では3回尋ねたような。
この生き物大切夫婦、殺生できずにココまでになったのでは?と素人ながらに推測する(笑)
猫のお届けの話でした。時を戻そう(ぺこぱふう)
探検ちう。猫ベッド・グッズはいくらでもあるおうちでしたが ゆきちいさんからのとか、よりどりみどりに持参してよかった。
ネコリパのボウルを持ってきましたが、 夕方~は、ドライもバリバリ。
そして、いつもなら朝するウンチが出てませんでしたが、
めっちゃ・かっくいーヤツを、夕・今朝としたそうです!(画像もらった)
ユキたん、やったね!
やれば、できるコだもんね!(笑)
ユキたん用に設置したケージで、マメちゃんお昼寝。ぽかぽかだもんね(笑)
何度か「シャー」されたパパ(笑)

満を持して?再度ユキたんを抱っこ!
・・直後、パパの顔を見上げたユキたん。

「このヒト、信用できるんでちゅか?」って顔(笑)
あたらちーおうちで、女子はママとユキたんだけ。
先住ちゃんたちは、みんにゃ、おじたん達。
思い返すと、ユキたんは男の人は苦手?
一度、ウチの父親が部屋に来たときも「うー」とずっと唸っていました。
夜は、オトニャにうー・しゃーしつつも、
とんねるベッドでバンニャイで眠ったそうです(図太い(笑)

手前は、隠れんぼしてた健ちゃんのアンヨ。
健ちゃん。人見知りだけど、猫見知りではないようでよかった。
『飛び掛かるユキたんを、しつこくて嫌がる先住ちゃん達』の
想像していた青写真と違いましたが、
翌、今朝には、マメちゃん健ちゃんに挑んでいるそうです(笑)
銀ちゃんには、まだ『しゃー』してるそうですが、時間の問題ですね。きっと。
結局ウチでは、私以外のみんにゃに一度もペロペロしなかった、
お転婆過ぎるユキたんには、先住ちゃんが複数必要だと思っていました。
(相手をする疲れを、分かち合う必要がある?)
マメちゃん・銀ちゃん・健ちゃん。
ワガママ姫な鉄砲玉ユキたんをよろしくね。
「じゃあね、帰りまちゅよ」と、言ったけど、 元気いっぱいで、おちごとがんばるんだぞ!ユキたん。
ココ数年ですっかり猫オタクになった私なんかより、
猫愛も、医療含めた知識的にも、ずっとずっと、深い深い里親さんです。
(日記が長くなったので、大事なトコではありますが、詳細省略)
先住ちゃんはさておき、猫の譲渡は、やっぱり『人』と『人』
今回も、改めてそう感じました。
信頼できる方だからこそ、手塩にかけて育てた預かりっ子の猫生を託すことができる。
帰り際、
「お届けのとき、もう絶対に里子になんて出さない!とか、思わないですか?」
と、聞かれました。
「うーん。なんか心配だな。って思うおうちは出戻ってくることが多い」
と、なんか答えがズレてたなー。と思い返す。
ネオがお空へ逝ってしまったので、ウチの父親の手前、
『ネオ枠』という、もう一人お迎えするコトが可能にはなって、
万一、良い里親さんが見つからないなら、私が育てるワ!な心意気はあるけれど、
そうしないことで、また次の預かりっ子を保育できる。
ありがたいことに、預かりっ子たちは幸せなおうちへ行けている。
チロたんだって、ゆきちいさんだから発情?と心配して気づけて即対応できたと思う。
ありがとう。
『情が移る』ということが無いワケではないけれど、
そのコが、私の知らないお年寄りになるまでのずっとの幸せを
最初からゴールに向かって、願って一緒に居ます。
でも、同時に私の中には、割り切れる。客観的な、
そーゆー冷たさ?も少なからずあるのだとも思います。
よく結婚はゴールでなくスタート。と聞きますが、
「こんにゃちっこいコ、だいじょぶかな?」
ココロもとなくチビっこを預かったその日から、
安心できる里親さんのずっとのおちへ送り出す、その日を夢見て、
それが、私の場合の預かり的ゴールです。
そこから先のスタートは、里親さんががんばっていってくださるので、
寂しい気持ちはもちろんありますが、
『やり切った感』でゴールテープを切った直後のような、
長いような短いような預かり期間の、すべての肩の荷が降りたような気持ちです。
かわいーかわいーユキたんが、お空へ旅立つその日まで、
どうかよろしくお願いいたします。
そして、こんなオタク気質溢れる・長い・連投日記をお読みくださり、
ユキたんを見守り、幸せを願ってくださったみなさま。
そんな思いがたくさん集まって、
ほんの少しでもスレ違っていたらつながらなかった今回のご縁が
結びついたのだと思っています。
本当に、ありがとうございました。
ユキたんのあたらちーお名前。
当初そのままで。と思われてたそうですが、
思いのほか、ユキたんの白ねこ⇒こんがりが進みそうな気配もあって、
現在、鋭意検討中だそうです(にゃのでユキたんのままの可能性もアリ)
そーして、ユキたんの今後については、里親さんのインスタにて!
https://www.instagram.com/unchatokko/