今日は少し肌寒い。でも良い天気☀️
思い思いの場所で、みんなまったり過ごしてます
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犬のチャコは、10年ほど前にペットショップで出会いました。
”大バーゲン 1万〜3万 可愛い子犬”みたいなチラシを見て、夫と二人でちょっと行ってみようかということになりました。
通路の一画に3〜4ヶ月たったワンコたちがそれぞれサークルに入ってました。ご自由に触れてくださいという張り紙がしてありました。
チワワ、ミニチュアダックスフント、柴犬、ミックス犬 など様々。
実際には、ワクチンの費用などが加算されるので、もう少し高くなるんですが、それでも家族連れが何組か見学に来てました。
”大バーゲン”のワンコ達の向こうのショーケースには、まだ生後1ヶ月くらいの本当に小さな子犬がいました。
今は生後56日までは販売してはいけないという禁止か勧告だかがあると聞きましたが、10年前にペットショップで見たショーケースの子犬はまだ1ヶ月経つか経たないかでした。
”大バーゲン”コーナーのサークルにいたチャコを夫が、抱っこして、
”可愛いなあ、俺、こいつなら今すぐ連れて帰ってもいいよ”
それから約10日後、我が家のワンコになることが決まったチャコをペットショップに迎えに行きました。
”大バーゲン”組のワンコ達はほとんど飼手が決まって、柴犬がまだ一匹残されてるだけでした。
”大バーゲン”は聞こえが悪いですが、まだ3〜4ヶ月の小さいうちに大幅に値下げして飼い主を探してくれるそのペットショップは、良心的なんじゃないかと後になって思いました。
”後になって思った”というのは、自分で犬を飼いはじめ、可愛いと思うようになって、そこで初めて、ショップで売れ残った犬や猫はどうなるんだろうと考えるようになったからです。
賃貸住宅での暮らしが長くて、ペットが飼えなかったんですが、ペットショップで犬や猫を見るのは好きでした。
今は全く行きません。
売れ残って、すこしづつジリジリと値段を下げて、それでも飼い主が見つからず、ずっとサークルにいる犬を見かけることが間々あるので、むりとわかっていても連れて帰りたくなるので、行かなくなりました。
犬を飼うまで、”保護犬、保護猫”という言葉すら知りませんでした。
勤め先の同僚は、保護犬を引き取って飼っていました。時々窓の外を見て、誰かを待っているような仕草を見せることがあるそうで、それを見ると胸が痛むと同時に腹立たしくもなると言ってました。
去年そのワンちゃんは癌で亡くなりましたが、同僚の元で、幸せに暮らせてたと思います。
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キミが呑気に過ごせるのは、仲の悪いワンコのおかげだぞ
動物って、私が思ってる以上に繊細な気持ちを持ってるんだなあと最初に教えてくれたのは、犬のチャコだから。
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