夕方散歩に連れ出したり、
暗くなった公園で少しだけ遊ばせたりしてました。
その公園の遊具が取り壊されて新しい遊具になったり。
よく通っていた道の街路樹が伐採されたり(病気になってしまっていたみたい)するのを見ると、
なんだかとーっても切ないです。
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(2013年6月ってGoogleさんが教えてくれた)この親子はもう居ないんだろうな。
そして。
その親子が暮らしていた辺りで
てんてん に少し似た
でも てんてん よりだいぶほっそりとした
若い小柄のニャンコさんに会ったのは
いつのことだっただろう。
まだ子猫の雰囲気が残ってるような感じでした。
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この子は、その場所のすぐ近くの
とある店舗事務所(もう営業はしてないのかも)の外で暮らす子のようで。
毎日だいたい決まった時刻に現れて。
そこでゴハンをもらっています。
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こむすびたちをお迎えに行った帰り道にほぼ毎日会うから…
ある日。
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「こっちにもねこちゃんいる!」
あ。
その子、いつか見かけた 若くて小柄なかわいこちゃんだ。
そして、またしばらく姿を見かけないなと思っていたのですが。
「ママ!赤ちゃんがいる。小さい子猫。4匹。」
家と家の狭い隙間をチョロチョロ動き回る、
それぞれ少しずつ『髪型』が違うカツラをかぶった 子猫たち。
それから毎日のように。
隙間を覗きこむ、こむすびたち。
ある日、通りがかりのおばちゃんが。
「あら、また産まれたのー。」と。
「前はね、5匹産まれたのよ。
でもね、ここんちの人が保健所連れていったって言ってたわ。
今回はどうするんだか…
あー、でもこの前見たときはまだこーんなに小さかったけど。大きくなったのねー。」
(てことは産まれたの、おばちゃん知ってたんじゃん?と思ったけど)
「元々はここんちのおばあちゃんがね、
猫が大好きで10匹位飼ってたのよ。
でもね、息子さんがアレルギー出ちゃって。
3匹だけ残して あとの猫はみんな外に出したんだって。
あ、でも去勢はしたって言ってたわよ。
それでもほら、猫って遠くからでも野良が来て 赤ちゃん生まれちゃうっていうじゃない?」
(去勢はオス。メスに避妊手術しなきゃ遠くからでもオスはやってくるし、赤ちゃんだって生まれますよ、とは説明したけれど)
なんだか。
とーーーってもモヤモヤモヤモヤ。
確かにね。
気ににゃるあの子
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(この子)
に似た柄の、白多めの三毛ちゃんがね。
その店舗事務所のドアのところから見えるの、いつも。
似てるなぁって。
思ってたんだけど。
そういうこと?
この前。
こむすびたちが隙間を覗いたら。
「ママ、子猫が居なくなってる!」と。
え、ちょっと💦と思って私も覗いたら、
母猫の身体に隠れるように、
小さい耳がピョコピョコしてました。
でも。
何匹居たかまでは確認できず。
母猫と目が合いました。
お願い、こっちに来ないでねと。
言いたげな、子猫を守る母の目でした。
このところ、一気に冷えこんだ夜もあって。
4匹揃って 母猫のところに居られているのか。
冷たい雨が降って。
あの親子はどうしているのか。
とっても気になってはいるけれど。
…何もできません。
助けられるなら、助けてあげたい。
でも。
そこのうちのおばあちゃんは猫が好きなんでしょう。
お腹がすかないように、ゴハンだけは欠かさずあげているようです。
…それだけじゃダメなんだけどな。
(でもないよりはマシなのかな)
「あの子猫たちはどうするんだろう。
また保健所…?」
「保健所言ったら 殺されちゃうよ?」と。
こむすびたちに言われてしまうのですが。
どうにか生き延びて。
どうにか捕まらずに。
と願うことしか。
今の私にはできなくて。
まだ あどけなさの残った あのかわいこちゃんが。
立派にお母さんになって。
あんなに大事に育てている子猫。
あー、もうそんな思いしなくても済むように。
捕獲して。
手術できるようにしてあげたい!
あの子猫たちを
お外暮らしじゃなくても済むようにしてあげたいよ!
でも。
今の私がやるべきことは。
風邪っぴきの 自分の子供と。
自分ちの猫たちとの生活を守ること。
違う場所のTNRの時に 力を貸してくださった猫の会の方の連絡先を真っ先に探して。
LINEで相談してみようと思ったけれど。
いろんなこと。
いろいろ考えたけど。
今は人間もなんやかんや(コロナとか)大変になっているのに。
特に埼玉、実際問題深刻な状況になってるし。
今は やめたほうがよさそうって。
思う。
ごめんね。
何もしてあげられなくて、ごめんね。
どうか あの親子が寒さをしのげる場所がありますように…
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