クリスマスツリーやリースを飾って
本格的にクリスマスを楽しもうとすると
家族の誰かが大きめの怪我をしたり
家の空気が凍りつくほどの喧嘩をしたりと
良い事がない我が家。
だからツリーもリースも無しなのですが
それでも定期的にイブには悪い事が起こります。
3年前のクリスマスイブに父が入院しました。
持病はとても軽減しているというのに
12月下旬に入って体調が悪くなり
病院嫌いの父は一週間ほど我慢していましたが
母が入院を勧めたら珍しくすんなり言うことをきいた!
その辺りからもう、いつもと違ってたんですよね。。。
検査しても、どこが悪いというわけでもなく。
心電図は少し気になるけど年齢もあるからねぇ
と、主治医。
体調はすぐに落ち着いてほっとして。
大晦日に退院し、穏やかな三ヶ日を過ごし
1月3日は80歳の誕生日。
いつもならモントンのケーキを焼くのに
なんとなく気分がのらず
スーパーのショートケーキで我慢させてしまった。
4日は、私は仕事で長男はバイト。
父と母と次男で日中を過ごし
夕方、次男は友達と出掛ける予定で
玄関で靴を片方履いたら胸騒ぎ。
次男は出掛けるのをやめて、三人で
ノドグロのお鍋をつついていました。
父は冗談を言って次男をからかいながら
楽しく食事を終えて
「食べ過ぎた~苦しい」と言ったので
母が急いで背中をさすり、数秒で亡くなりました。
救急車に来てもらって、救急病院で
1時間以上蘇生を試みてくれましたが戻らず。
持病が悪化した場合は、だんだん苦しさが
増していくはずでしたが、思いがけない
心筋梗塞で、ほとんど苦しまず、あっという間に。
クリスマスイブの入院があったから
お正月を楽しく過ごせた。
次男が居たから母一人でパニックにならずにすんだ。
私や長男が居たら次男は胸騒ぎがしても
出掛けたかもしれない。
大好きな料理を食べ
1番可愛い孫と笑い合い
最愛の女房の腕に抱かれて
ほとんど苦しまずに。
イブになると思い出します。
きっと、これからも。
30年以上父と一緒に工務店を支え
20年間、父の看病をした母
24時間一緒に居た人が突然居なくなり
父にとっては最高の死に方でも
母にとっては、あまりにも突然。
その春から長男は就職して岐阜に赴任
次男は高校生で私は仕事。
昼間は母一人。
喪が明けてしばらくは老人会に行っていましたが
いつしか行かなくなり、ほとんど外に出なくなり。
やがて昼間はずっと仏壇に話しかける日々となり。。。
心配のあまり、犬か猫を飼おうと説得
最初は渋っていたのですが
翌年、次男が同級生の家に転がり込み(家出)
いよいよ寂しくなったせいで
猫好きな次男が「帰ってきてくれるなら」
と、説得に成功。
母は本当は犬の方が好きだけど、
とても散歩に行けないし
次男に帰って来てもらうためには猫。
猫を飼うなら絶対に保護猫と次男も私も
ずっと前から決めていて
母の気が変わらないうちにと早速譲渡会へ。
譲渡会の終了時間ギリギリだったので
代表者に電話連絡したら
場所を移動して待っていてくださるとの事。
急いで駆けつけ黒猫を探していると伝えたら
「シェルターに居ます」と
同行を許していただきました。
そこでモアナと出逢い
私も次男も一目惚れ😌🌸💕
そんなこんなでウチの子になってくれたモアナ。
家族みんなを幸せにしてくれて
ありがとう❤️
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