うちには3匹の猫ちゃんがいて、1匹はわたしの生まれて初めての猫、ノルウェージャンフォレストキャットのノルくんだ
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かわいい……あまりにかわいい……
この子はペットショップで母がお迎えしたけれど、その直後に母が早逝(44歳だった)
絶望の中、わたしたち姉弟を癒してくれた大切な猫だ
7歳半になるので、ワクチン接種の日に健康診断をお願いした
7歳半まで受けなかったのは、死んでしまうのではないかというほど採血で暴れるからだった
以前、原因不明の発熱で採血を求められたとき、初めて聞くような唸り声と威嚇で暴れ回り、先生が怯えて結局採血がほんの少ししかできなかった
そのときの発熱は皮下点滴で2日後に収まりケロッとしていたが、以来採血はどうしてもだめらしく、それ以降もふたつの病院で断られて諦めていた
そして更に病院を変えて、今お世話になっている先生に「採血でかなり暴れる子であること」を事前に伝えて健康診断の予約をした
その直後にくーちゃんの白血病発症が判明
くーちゃんの看護でくたくたになっていて、治療費もいっぱいいっぱいだけれど、それとこれとは別、と健康診断はキャンセルしなかった
結果、行って本当に良かったと思う
ノルくんは採血でかなり怒っていたものの、今までのどの病院よりもスムーズに採血は完了した
予定にはなかったけれど、先生の勧めで心臓病の血液マーカーも受けることにした
しかしその後のレントゲンで怒りが増し、なんとか撮ってもらえたものの、エコーの段階では手がつけられない状態
わたしが抱っこしても暴れ回り、かなり深く噛まれ、これ以上はノルくんの負担にしかならないので日を改めることにしたとき、先生が暗い顔で言った
「心臓病のマーカーが反応してる。高確率で心筋症だと思う」と
金槌で頭を殴られたのかと思った
だってノルくんはすごく元気だ
食欲旺盛で、階段も軽快に登って……でも、あれ、そういえば心音が早いかなって思ったことがあった気がする
動作は昔に比べてゆっくりだし、ノルウェージャンは心筋症が好発すると昔ネットで読んだことがある
ノルくんのことを考えて、2日後にエコーを受けることになった
その早朝、ノルくんが続けて4回咳をした
今までなら「あれ?なにか吐けなかったのかな。まぁそのうち出るか」と思うようなものだ
でもわたしはくーちゃんのことがあって、YouTubeを見漁ってこれが猫の咳なのだということを知っていた
そして普通、猫は咳をしないことも
仕事を休み開院直後に病院に電話して、午後のエコーを午前にずらしてもらった
その日のエコーは驚くほどすんなり受けられた
どうやらノルくんは押さえつけられるのが怖いようで、先生も「そっか 採血もレントゲンも、保定したから怖かったんだね。トラウマなんだね」と言った
検査結果は想像通り、肥大型心筋症だった
心雑音も聞こえたらしい
軽症でも重症でもなく、中度だ
もっと早く気がついてあげられたら…後悔は先に立たない
ひとまず2週間投薬をして、来週の金曜にまたノルくんは病院に行く
まだノルくんは発症していないから、これから上手に病気と付き合って行くしかないみたい
多分、ネコジルシにもそういう猫ちゃんはいるだろう
ぐじぐじしていてはもったいない
かわいいノルくんとの時間を楽しまなければ!
そんな気持ちとは裏腹に、ネットで「猫白血病」と「肥大型心筋症」を交互に調べる日が続いている
調べ尽くしてしまって、もう同じ情報しか出てこない
でもなにか新しい情報はないか探し回ってしまう
昨日から自分の心臓も痛くて仕方ない
救心飲めば治るかな?どうだろう
自分の病院に行く時間がもったいないと感じてしまう
自分が倒れたらどうしようもないのにね
ちなみにもう1匹の猫はキジシロの男の子のミャンマーだ
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かわいい!今5歳半!
数年前にストラバイト結晶になったけれど、今回の健康診断でも花丸の健康優良児だった
甘えん坊で、目と目があっただけで撫でられることを想像するのかうっとりし、ゴロゴロ言い出すかわいいやつだ
ずっと健康でいられるように、がんばろうね
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