昨年春の迷い猫扱いから、外猫認定…警備隊員に昇格したチョビ。
しかし気温が下がったら食欲が落ちて体力も落ちた様なので、家に招き入れる。
晩秋に室内に入ってから3ヶ月が過ぎ、初めての雪の中でどう言う反応をするのか確かめたくて、空のベスト型胴衣を着せハーネスをつけてお外に連れ出しました。
雪の中で佇み、動こうとしない。

寒さで固まっていた模様。

湯船に浸かっているかの様に固まっていたけれど、大きな声で「にゃーーー‼️」とないたかと思ったら…
30秒後、急に駆け出し全力漕いで雪から脱出。
…したまでは、良かった。
そして体を3・4度、回転。
くねくねくねりん。
くるくる、すっっぽーん‼️
胴衣のベルトも、首輪の部分も輪っこにしたまま、ハーネスがすっぽ抜けたっっ∑(゚Д゚)
えぇ〜〜〜‼️(◎ Δ ◎;)‼️
びっくりしている間に、物置へ猛ダッシュ💨💨
…呼んでも、声もしないし出てこない。
どうやら雪にびっくりしたのと、3ヶ月ぶりにお外に出たので物置をパトロールしたくなった模様。
道東地方の田舎在住のチャムりん。
家の周りには建物は物置と車庫と農業機械用の倉庫くらいしかない。
ひとまず、散策させて後で呼びに来ようと好きにさせました。
夕方、外で春に向けてビニールハウスを建てる準備をしていた兄が、母の車の上(物置の片隅の空間を車庫替わりにしている)で見かけた様ですが、人の姿を見て逃げちゃったそうで。
チョビの巣である、玄関を少し開けておいたけど、夜になっても戻ってこなかった。
幸い、この日は日中も夜間も気温が高く、−6℃位だった。
翌朝。
家の周りや玄関周り、物置の周りにはチョビに足跡はついていない。
ずっと物置の中で過ごした模様。
私は仕事で家にいられなく、母が様子を見てくれていました。
チョビはどうやら、雪の上を歩きたくないみたいなので自力で玄関から家の戻る気配はないと判断し、チョビのお気に入りのくまちゃんベッドを抱えて、母の車の側…チャムりん家に来た頃ねぐらを構えていたところにそっと置いてみる。
夜と朝ごはんを食べていなくてお腹が空いているので、出てはくるけど臆病な性格が災いし、外では直接抱っこは出来ないので、ベッドの中にご飯を入れて食べさせた様です。
朝も、昼も、この方法で食事。
昼間気温が上がり0℃位にはなっていました。
日中は、物置の日の当たるところで丸くなって座っていたそうです。
夕方、ベッドに食事を入れ30分後にお皿を下げに行くと、ベッドの中に入っているっ‼️
チャンス到来、手を入れて掴み、ベッド毎抱き抱えて家に駆け込む。
1日半かけて…ようやく捕獲。

家に入ると、何食わぬ顔で甘えに出てきた。
手一杯、目一杯1日半分甘えるチョビ…。
私が仕事から帰宅した18時頃も、まだ甘えていました。
あぁ、良かった。
無事に捕獲出来て、ホッとしました。

【今回の事で判った事】
チョビは昨年冬を経験している筈ですが、雪を見た事ない…というか雪の上を歩いた事がない。
恐らく、酪農家等畜産関係の納屋や牛舎などで生まれ育ったんだと思われます。
牛舎は大きな屋根があり、牛糞や寝藁が沢山あって普通の物置より暖かい。
当然雪の上なんか歩かなくても、倉庫や牛舎を行き来出来る。
だから雪の上にを歩いたのは、初めての経験だったと推測されます。
そして、パニックになりイリュージョンでハーネスと胴衣を脱いで逃走…。
寒かったよね。
ごめんね、私が悪かったよ。
もう、お外には連れて行かないよ。
君は一生、お家の中で過ごそうね。
お外の警備隊員が居なくても、なんとかあるよ。
【教訓】
猫はパニックになると簡単に首輪抜けとハーネス&胴衣抜けをする能力がある。
とにかく無事に捕獲出来て、安堵したチャムりんと母だったのでした。
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