愚痴ではないんですが、書かせてください。
すみません、介護の話です。
きっと私だけじゃないんだろうな…
もっと壮絶な事がこれから起こるかもしれないんだろうなと思いながら。
少し吐き出させてください。
父とはいろいろあったけれど、
身体が弱ってる姿を見ると 悲しいかな 何かをしてあげないと と思ってしまう 娘の おむ母です。
…私が こむすびたちをいろんなところへ連れて行ったり、行動的に動けるのも
私の幼少期 両親が 私にそうしてくれていたからなのだと 感謝する気持ちになっていて。
(行き先が子供向けだったか 楽しかったかは別として💧)
自分が子育てをして はじめて どれだけ親に大事に育ててもらったのか 有り難く思っています。
(反面教師の部分があるなしはともかく)
「今後一切 お前の世話にはならない!」と
反対する私に啖呵をきって 再婚し。(元不倫相手)
10年後。
再婚相手親子(妻と娘二人息子一人)にお金を注ぎ込むだけ注ぎ込んで 丸裸になって捨てられて 離婚することになり 私の住むところのすぐ近所のアパートを私が探して移り住んで来ました。
食道癌と心疾患(手術済)、難病指定の持病も連れて。
それが2018年、てんてん と出会った頃の話です。
転居後すぐに入院手術もできたのですが。
そのあたりのストレスから 私自身が軽度のギランバレー症候群になってしまいました(今は完治)。
介護申請もして(要支援認定を受けられ)ケアマネさんもついて。
その後は 週2回のリハビリにも通い、
食事は 宅食を手配してあったのですが、
「高い割りには 不味くて食べられない」と断って。
毎日 散歩しがてら スーパーのお惣菜やお弁当など 好きなものを好きなだけ食べていました。
元気だと お互い干渉すれば喧嘩になるので。
できるだけ 必要な時しか連絡しあわない…という。
直線距離100メートル、徒歩だと3分かからぬ距離に居ながら、心の距離がなかなか埋まらない父娘なのです。
「おむすびが仕事の時は俺が孫を預かる」と言っていたのですが。
自由奔放に育てた こむすびたちは、じぃじの言うことなど聞くはずもなく。
それでも子供なりに気を遣うらしく
「じぃじ、公園に行っても遊んでくれないし、全然見ていてくれないし、少しも笑ってくれないんだ」と。
次第にじぃじのところに行きたがらなくなりました。
…それまで 車でフラッとやって来ては30分位孫を眺めては「元気すぎて見ているだけで目が回る」と満足して帰っていく位の付き合いだったし。
そして。
持病で免疫を下げる薬を飲んでいるため、
私がシフトに入っている日に
風邪などで病欠している 子供を預けると、
糖尿病もあって重症化してしまうので
それもできません。
休みの日に こむすびたちと一緒にどこかに連れて行っても、ペースが違うし。
何をしても批判的な事ばかり言うし。
動くたびに「チクショーメ」「バッカヤロー」とか呟く。
これは自分の身体が思うようにならない苛立ちから出ているのだと思うのですが。
こむすびたちからしてみると、嫌な気分になってしまうみたいで。
「じぃじと一緒だとつまらない…」と。
帰ってきてから 私にベッタリひっついて離れない。
コロナのこともあり、子供とは会わない方がいいし。
自然と会わなくなって。
そんな時間が過ぎていました。
「最近息切れがひどくて。おかしいんだよ」と。
たまに生存確認の電話がきてたのですが。
自転車を借りに久々に顔を見に行ったら、
顔までパンッパンに浮腫んで…
おむすび家、顔が濃いんですけど。
二重瞼が 瞼に線を描いたくらいの目になるほど、風船膨らましたみたいな のっぺり うっすーい顔になっていて。
「病院行った方がいいよ」と言ったのが年明けの話。
そして先週の入院となったわけです。
入院手続きも 書類が足りなかったり(思考能力が低下)
とにかく、歩くことができない。
歩行しようにも、呼吸が苦しくて立っていることが難しい。
外来で 車イスを借りてきて乗せて 入院の荷物と一緒に運んで。
「あー情けない。歩けるんだよ!本当は。
病院だっていつも一人で来て 一人で帰れたんだから」と座っているのに息切れして途切れ途切れに話す。
退院までの10日間で 利尿剤で11キロ減量したそう。
肺まで水が上がってきて 水が溜まっていたとかっていう話。
「退院はタクシーでなんとかなるよ」と言っていたのですが
急な申し出にもかかわらず
職場の方の理解もあって、午後休で父の退院に付き添うことができました。
入院中は コロナのこともあり、見舞いはできないので。
迎えに行った父は、さながら『しぼんだ風船』でした。
だいぶ楽になったとは言え、歩くとやはり息切れしてしまうので 車イスを借りてきたのですが。
病棟のを借りるか 外来のを借りて持ってくるか、とか。
書類の不備で会計がいっぺんにできないこと、とかに対しても 「気が利かない」「融通がきかない」とプンスカ怒っている…
こういう人を世の中では『困った老人』って呼ぶのかなぁ…って。
自分の父親なのに、とても客観的に見てしまいました。
「タラタラしていて すぐにパパッとできない!」
「俺は孫たちにも何もしてやれないし、本当に役に立たない」
…あぁ。いつも自分の中に苛立っているから。
ちょっと不満なことが起きると すぐに不満爆発してしまうのねって。
そのあと、スーパーに立ち寄ってから 父をアパートまで届け。
帰宅した こむすびたちのご飯の支度をして
じぃじの分も『猫丼』を小分けして 届けた…というのが前々回かな、の話。
(すみません、ここから先 ちょっと汚ないお話になります)
昨日は 車やさんに行く前に 預かっていた貴重品などを届けに行き(そのときは普通だった)
昼過ぎに父から頼まれていた食品などを買って届けたら 様子がおかしい…
「恥ずかしい話なんだけど。排便できなくて痛くて苦しい。座ることもできない」と。
その時 おぉ兄を連れていたから すぐに対応、というわけにもいかず。
一旦帰宅して こむすびたちに昼御飯を食べさせて 二人は自宅に留守番をお願いして
近くのドラッグストアに『イチヂク浣腸』を買いに行って 父のところへ。
「これ、どうやって使ったらいい?」
そうだよね、子育てしてると ウンチが出なくなって 綿棒でコチョコチョしたり。
浣腸使ったりするけど。
父は団塊の世代の企業戦士、私のオムツすら替えたことないって…
「コレをここまで差し込んで 液を出して。
出たくなる気持ちを我慢して我慢して…もう限界!ってなるから、そしたら踏ん張る!」と。
面白おかしく ジェスチャー交えて教えたら
「あはは、笑うとオシリが痛いよ。
わかった、ありがとう。あとは自分でやってみる」
でも。
身体が恐ろしく硬い父。
そして 浣腸の刺激を我慢できるとは思えないので。
「出るまでくだらない話をして気を紛れさせた方がいいよっ」と明るく言ったものの。
「………これ、入らないよ」
下の世話については。
母の闘病中の介護の時に「最期まで私は下の世話だけは娘にされたくない」と言われたことがあったので。
親の威厳というか、プライドというか。
それは尊重すべきなんだろうな、と思っていたのですが。
いつも持ち歩いているビニール手袋(←野良カメを保護した時から入れてる)を迷わず出して。
「はい、じゃ失礼しますね~🎵」と
躊躇なく。
それは 娘としてとかではなく、
…そうね、イチヂク浣腸の指命を果たす為の妖精ってことにしておこう✨
父のオシリに挿入しました。
利尿剤で身体中の水分やリンを排出するようにする薬を飲んでいるために 石のようになってしまっていたんですね。
1投ではダメで、2投でやっと…
「あああぁぁぁぁ…スッキリ………。
恥ずかしかったけど 本当に助かった。
ありがとう。生きた心地がしなかったんだ」
実は退院時。
車イスで 車まで父と荷物を運び、
「車に乗って待っててね」と
外来まで返しに行って 戻ってくる間に。
父は車のドアを開けて 座席に座ることができず。
駐車場でぶっ倒れたんだそう…
「俺さ、本当に今回は自信を失ったよ」と。
ポツリポツリと話す父。
「仕方ないよ。
私だって 一人で育ってきた訳ではなくて。
親に育ててもらって、自分の子供に同じようにする訳で。
老いたら、自分が育てたように 子供に世話になるんじゃないのかな…」って。
気付いたら そんな言葉が口から出てきていました。
自分でもちょっと驚きました。
「せめてなぁ、もう少し経済力が残っていればなぁ…」
やっと再婚したことに対して反省する気になったのか!ほら言わんこっちゃない‼️と、
いつもなら言うところですが。
「いいんだよ。今 三人で暮らせているマンションだって 車だって パパにお世話になって。
それだけで感謝だよ。ありがとう」って。
…あれ、私、どうした??
おかしくなっちゃったのかな。
昨日 こむすびたちそれぞれと歩いているとき、
一人ずつに じぃじのことを話しました。
「じぃじ、ちょっと身体の具合が良くなくて。
でも 元気になるために 少しずつ歩いたりしなくちゃならないんだけど。
何の目的も予定もないのに歩くのってつまらないじゃない?
だから、じぃじが もう少し歩けるようになったら じぃじに 二人を放課後迎えに行ってもらって 二人がじぃじのオウチまで送り届けるっていう風にしてもらおうかと思うんだけど、どうかな?
毎日じゃなくて、じぃじは週2回リハビリだから それ以外の日。
ママはお仕事から帰ってきたら オウチで晩御飯作ったりお風呂入れたりして待ってるっていうのはどう?
それならみんな寂しくないんじゃないかな。
もしかすると 二人には面倒なことなのかもしれないけど。
じぃじがいて ばぁばがいたから ママが生まれて。
居なくなっちゃったけどパパがいたから 二人と会えたんだよ。だからママはパパにも感謝してるよ。」
「いいね👍わかったよ。じゃ じぃじにお願いしておいてねっ」
…まだお迎えに行ける状態ではないけれど。
暖かくなる頃には 同じ顔した 『老若三人』(←じぃじと長男は特にそっくり!)が一緒に歩く日も来るかもしれません。
老いて。
病になって。
思うように動けなくなって。
お別れをしなくてはならないこと。
こむすびたちは
むぅから教わりました。
むぅにも感謝です。
正直。
私の中で ずいぶん昔に『居なくなった人』として処理するように考えていた 父なので。
(私の性格上 うまく処理できなかったのです)
ずーっと長生きしてほしい、とか。
同居して 今までよりも仲良くなりたい⤴️とか。
そんな望みは持ってません。
が。
みんなの気持ちの中に、
嫌な思い出ではなくて
あたたかい思い出として残るような過ごし方をできるようにしたいな…と思うのです。
そんなの、綺麗事かもしれないけど。
ワンオペ介護&子育てになるのかな…
という不安はあるのですが。
ボタンを『はが』したり
動物の鳴き声が『ピEピE』だったりね💧
毎日ハプニングだらけの日々ですが。
前向きに取り組んで行こうと思います。
まずは来週の通院…
職場の方にはまたご迷惑お掛けしてしまうけれど。
正直に事情を話して、父の通院に付き添おうと思います。
今日はケアマネさんが来るそうなので、
行って シニアカート(手押し車 座れる機能のもの)のレンタルと、
トイレ改装工事の補助金などの相談(賃貸でもウォシュレットと手すりをつけられるのかとか)と、
入浴付きのデイサービス(介助ではなく、血糖のコントロールが少しできなくなってきているので 人の目がないところでの入浴が危険になってきている。ヒートショックも含め)の相談をしてこようと思っています。
これから たまーに 介護のネタが出てくることもあるかもしれません。
カテゴリー違いなのは承知なのですが。
もしもお知恵をお貸しいただけると助かります。
今後ともよろしくお願いいたします😢⤵️⤵️
まずは カビだらけのトイレの壁と恐ろしいことになっている 床掃除…どうにかしないと⤵️💧
※追記
じぃちゃん、あまりの腹の痛さに
日にちを間違えていたらしく…
よく考えればケアマネさん、日曜日に来てくださるはずもないのですが💦
明日でした(笑)
明日、仕事帰りにじぃちゃんちで掃除しつつ。
ケアマネさんをお待ちしたいと思います。
さっき掃除道具買って行ったら、
昨日よりだいぶ調子よくなったようで。
またいつものイライラじじぃ…じゃなくてじぃじ節が(笑)
ま、いっか⤴️です(*´・ω・`)b
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