2019年11月
カプセルホテル 「グランコタ」を設置してから、置き餌は 裏口のタタキの上から、カプセルホテル内に移動した
しばらくは置き餌が減ったりなくなったりすることはなかった
2019年11月9日
カプセルホテルを設置した付近に、茶代さん ではない猫を見かけた
白黒のネコだ…
小柄で、ツヤツヤしているので、イタチみたいだと思った
そして、この日、カプセルホテルの中の置き餌がなくなっていた…
茶代さんではなく イタチネコが食べたのだ…
置き餌をすると、野良猫サロンになってしまう可能性がある…と以前、SNSのネコ友達Aから忠告されていた
それは覚えていて、気にはしていたが、なにしろ、茶代さんと私がタイミングよく出会うのは難しかったので、置き餌でまず、おびきよせてから、対面での餌やりに移行しようと考えていた
Aのいうとおり、別のネコがひきよせられてしまったのだ
そして、それ以降、イタチネコだけではなく、真っ白できれいなネコも畑で見かけるようになった
さらに、会社の帰りに車から我が敷地に移動する三毛猫を発見…
もしかしたら、このネコも、カプセルホテルの置き餌が呼んだのだろうか…
野良だとしたら、このコ達もかわいそうだとは思うが、私のキャパでは、そう何匹も面倒を見ることができないと思っていた
だから、最初、茶代さんに餌やりを始めようと決めたとき、たとえ、他のネコが目にはいったとしても、しっかり線引きをして、手を広げることだけはしまい と決めていた
しかし、結果、他のネコを呼んでしまったらしい…
なるべく対面で餌やりできるようにしていかなければならないが、まずは置き餌で茶代さんを呼ばなければ始められない…
茶代さんに出会うためにはどうしたらよいのだろう…
現れるようになったイタチネコは 「伊達さん」と呼ぶことにした
真っ白な美人さんは「白石さん」と呼んでいた
白石さんは勝手にメスということにしているが、性別を確認したことはない…
三毛猫は一度見たきりだったので呼び名はない…
2019年12月5日
コタロウが騒がしい
センサーが何かを感知したらしい
コタロウセンサーは優秀だ
二階の出窓から下を眺めると敷地外の道路を優々渡っている 茶代さん が見える
私は急いで餌皿にドライフードをいれて表に飛び出した
茶代さん と目が合うと、皿を見せて気をひこうとした
茶代さん は食事に興味を示しながらも警戒している
私は皿を見せながら、後ずさりして敷地内に 茶代さん を誘導する
そうして、設置した カプセルホテル「グランコタ」に 茶代さん をおびき寄せることに成功した
私は「グランコタ」の前に ドライフード入りの皿を置くと、玄関を開けて二階に走る
収納からパウチを取り出すと、コタロウが「まんまん」抗議し始めた
コタロウにもパウチは滅多に与えない…
しかし、私は 茶代さんの気をひくことに夢中だ…
「まんまん」泣き続けるコタロウを放置して、外に出ると、グランコタの前で、先ほど置いてきた皿の中のドライフードをガツガツ食べている
お腹が空いていたのだろう …
私が現れると警戒して 「シャーっ」と唸ると後ずさりした
食べかけのドライフードに パウチのフードをかけてあげると、恐る恐る近寄ってきて、美味しそうにガツガツ食べ始めた
すべて平らげると、まだ欲しそうな顔をするので、残ったパウチを追加で入れてあげた
この日、想定外のことに気が付いた
そもそも 茶代さん に餌やりをすることにしたのは、茶代さん がガリガリに痩せて現れたからだった
しかし、この日見た茶代さんは 丸々太っていて、むしろボス感をかもしだしている
これはいったいどういったことか?
どこかで餌をもらっているのか?
そこで飼われているのか?
まさか 妊娠?
私の心が迷走を始めた
この日以降、茶代さんはカプセルホテルに毎日訪れるようになったが、今まで毎日 茶代さんのゴハンを食べにきていた 伊達さん は現れなくなった
ボスネコ 茶代が ライバルネコを駆逐したのだろうか?
※ 使われている茶代さんの写真は最近撮影したものです
当初 スマホを構える余裕がなかったため 写真があまり残っていません
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