あと、飼い主はいいけど人が怖い猫も何匹もいます。
そういった子たちは見るからに調子が悪そうでも病院に行けません。
これは飼い主の責任が果たしていない!と言われればそうだと思っています。
私は我が家の猫でなんとかネットに入れる事ができる子は病院に連れて行きます。
初期の症状で体調がいつもと違うなぁと感じる子で病院に行けない子の場合は、行動に問題があるなら写真や動画を撮ります。
あとは尿に異常がある場合は尿を採取して尿検査に持っていきます。
そして全体的に異常が感じられる場合は、肉球の色の変化で貧血を見たり、皮膚の色で黄疸具合を見たりしています。
そうやって投薬でいい場合は薬を頂いてます。
だけど、やはり1番いいのは病院へ行き診察して頂くことです。
我が家にケメちょんと言う名前の猫がいます。
彼女が来てもう7年になります。推定でいま9歳〜10歳ぐらいです。
飼育放棄され、我が家にやってきました。
ケメちょんは、人馴れしていません。
7年間、私と主人はケメちょんを触った事がありません。
ケメちょんは、人が本当に嫌いで信用していなくて、人が怖い猫です。
だから一緒に暮らしていてもケメちょんは目が合った瞬間に手が出る猫でした。
それも本気で仕留めるつもりの攻撃です。
7年の間には色んな事がありました。
お互いに距離を保ち、目を合わせず、ケメちょんが攻撃してくる距離を探る所からのスタート。
少しづつ、本当に少しづつ、ケメちょんの緊張はほぐれてきて、そばを通っても攻撃してこないまでになりました。
そんなケメちょん、少し前から痩せてきて、食欲が落ちてきて、おしっこが黄疸になってきました。
私はケメちょんに、一度でいいから病院に行ってもらいたいと思っていました。
最近になり、ご飯も食べれなくなってきました。
もうケメちょんの限界がきている・・・・そう思いました。
毎日のようにネットで捕まえようとしましたが、なかなか捕まらないケメちょん。
私の顔を見ると警戒するように。
そんな体力が限界なケメちょん、今日ようやくネットに入れることができて病院へ行けました。
ケメちょんは血液検査をして頂き、肝臓が良くないことがわかりました。
ただ黄疸がひどいので、FIPの可能性もあります。
治療をして頂き、病院から帰ってから、ケメちょんは疲れたようでずっと寝ています。
人馴れしてないけれど、ずっと一緒に暮らした家族です。
この先も人馴れしなくてもいいから、少しでも良くなってほしいと思っています。
みんな家族で仲間です。

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