先週、なんとか捕まり病院へ行ってくれて、そこから毎日のように病院で治療をしました。
だけど、治療成果は見られず、食欲もなくでした。
血液検査の結果も治療をしても悪くなる一方で、先生からはこのまま治療しても改善は見られないと思うと言われました。
先生も私もケメちょんがどう自分の命の終わりを迎えたいだろうか?と考えました。
通院もイヤ。
人に構われるのもイヤ。
自分の思うように生きるには・・・
私は通院を止めました。
寝ているケメちょんに、
もう病院はいいんだよ。
行ってくれて、ありがとうね。
と、声をかけました。
病院に連れて行っていた毎日は、行きたくないケメちょんを追いかけたりしながら捕まえていました。
でもそれも、ケメちょんは望んでいないことでした。
ケメちょんが体調を崩してから、前よりケメちょんに声をかけるようにしました。
おはよう!
側を通るけど何もしないよ。
何か食べれそうな物を持ってこようか?
ケメちょんは相変わらず無言のまま、私をジッと見ていました。
最近のこと、ケメちょんの側を通るとき、こちらをジーッと見ていたケメちょん。
どうしたのかな?何か言いたいこと、あるのかな?
そう思いました。
ゴロゴロゴロ・・・・
誰の音?
まさか?
ケメちょんが?
信じられませんでした。
ケメちょんがゴロゴロ言ってる!
一緒に暮らして7年。
触ることもイヤだったケメちょんが!
初めて聞くゴロゴロの音・・・・
心の距離が近くなった気がしました。
昨日の夜、ケメちょんは眠るように旅立っていきました。
ケメちょんのゴロゴロ音・・・・私は一生聞くことはないと思っていました。
7年の時間の中で、少しはケメちょんの猫生が楽しく穏やかに時間が過ぎていたなら、これほど嬉しいことはありません。
触れなくても、私たち飼い主には家族でした。

亡くなる前の日まで、ケメちょんは一歩一歩ふらつきながら2階の布団まで寝に来ていました。
みんな一緒に眠っていました。
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