airkenji

神奈川県 50代 男性 ブロック ミュート

先日飼い猫が満15歳で永眠しました。 5ヶ月の闘病生活を通じて覚悟はできていたつもりでしたが、失った子への感謝の気持ちと共に、あらためて存在の大きさを実感し、いた場所を目で追ってしまう日々です。

月別アーカイブ

日記検索

最近のコメント

仔猫パニック‼️ airkenji さん
仔猫パニック‼️ airkenji さん
仔猫パニック‼️ まさみぃ さん
仔猫パニック‼️ ひめいぴー さん
仲良し段ボールの危機!? リエアリー さん

友達(0)

友達がいません。
airkenjiさんのホーム
ネコジルシ

先々代猫と先代猫との想い出
2021年3月31日(水) 273 / 2



猫を飼い始めたのは家内と付き合い始めた頃、小さなキジトラの仔猫を知り合いから譲り受けたのがきっかけだった。
もう時効だがアパートの大家さんに内緒で飼った。
結婚、引っ越し、転勤と若い頃の思い出にはいつも「バット」が傍にいた。
小柄だったので動物病院の先生から「そんなに長く生きられない」と言われたのが嘘のように18年も生きた。
最後は2度の子宮がん手術を受けた後に亡くなった。
今でも手術をしたことは後悔している。
何が何でも助けてやりたい一心で積極的に手術に同意した。
でも、小柄なおばあちゃん猫の身体には大きな負担だったのだ。
猫の様な小動物に対して手術を施すのは決して正解とは限らない、それが教訓だった。

「バット」を失ってから数年間、猫を飼う気が持てなかった。

でも、縁があって先代猫である「よもぎ」が我が家の一員となってくれた。
とにかくよく食べる子でしっかりと太ってくれた。
「よもぎ」は子供たちの成長と共に15年間一緒に居てくれた。
つらい時でも家に帰って「よもぎ」が傍にいてくれるだけで癒された。

…「よもぎ」も忌々しい癌におかされた。
食べ方の変化が最初の兆候だった。
片方の歯だけで噛むような仕草だった。
次第にヨダレを垂らすようになった。
口の中を覗くと舌の右側に小さな異常が見つかった。
「バット」のことが頭をよぎり、たとえ癌であったとしても切り刻むのだけはやめようと決めていた。
闘病生活の5か月間、まず舌が部分的に壊死して脱落した。


自分でエサを食べられなくなったので、家族で協力しながらシリンジを使って給仕した。

そんな中、「よもぎ」にとって動物病院での補液が何よりも安らぎだった。
体調が少し良くなった帰り道、車の窓に乗り出して景色が流れていくのを目を輝かせて眺めていた。
その時間の「よもぎ」は生き生きとしていた。


でも扁平上皮癌はどこまでも酷い癌だった。
食べることが何より好きだった「よもぎ」から食べる喜びを奪い、景色を眺めるのが好きだった「よもぎ」から視力までも奪ってしまったのだ。
それでも「よもぎ」は最後まで頑張って闘ってくれた。



…火葬場の方が「お骨の様子からこの子が最後まで生きようと必死だったことがわかります。お骨はしっかりしているのに中がスカスカになっています。これは最後に骨の栄養まで全て使って頑張った証です。」と説明してくれた。

…たとえその言葉が慰めの言葉だったとしても、「よもぎ」も懸命に生きようとしていた、いつまでも家族の真ん中に居たかったと思っていてくれた、そう強く信じている。
30 ぺったん こばちゃん1 こばちゃん1 ルナルナルーナ ルナルナルーナ いちごおばさん いちごおばさん いとう さん いとう さん みゆと猫'sのママ みゆと猫'sのママ ももらぶ ももらぶ ayamama0901 ayamama0901 ミドリとナギサ ミドリとナギサ ゆせなチャッピー ゆせなチャッピー 義勇 義勇 かつさんど かつさんど AAD AAD su-nya su-nya でぶちゃん でぶちゃん
ぺったん ぺったん したユーザ

こばちゃん1 2021/04/05

いとう さん 2021/04/01

ももらぶ 2021/03/31

ayamama0901 2021/03/31

義勇 2021/03/31

かつさんど 2021/03/31

AAD 2021/03/31

su-nya 2021/03/31

でぶちゃん 2021/03/31

メグミ 2021/03/31

koko2828 2021/03/31

リエアリー 2021/03/31

ゆり37 2021/03/31

ねこちゅき 2021/03/31

むーんたん 2021/03/31

りょみ 2021/03/31

中村屋 2021/03/31

あめちゃ 2021/03/31

うみのるり 2021/03/31

お祭り小僧 2021/03/31

にゃんたろ- 2021/03/31

ほた 2021/03/31

もっと見る

ぺったんするにはユーザログインが必要です。

ログイン・ユーザー登録
 ぺったんとは

日記に共感した時に、投稿者へ思いを伝えられるのが「ぺったん」にゃ。
気軽にご利用くださいにゃ。
レッツぺったん!!

※誰が「ぺったん」したか公開されますムーチョ

Facebookでシェア Twitterでシェア はてなブックマークに追加
コメント([[comment_cnt]]件)
削除されました

[[parent.data.user_name]] [[parent.data.user_name]]
[[parent.data.create_date_disp]]
ID:[[parent.data.ip_hash]]
削除

[[child.user_name]] [[child.user_name]]
[[child.create_date_disp]]
ID:[[child.ip_hash]]
削除

ぺったん ぺったん したユーザ

[[user.user_name]] [[user.create_date]]

airkenjiさんの最近の日記

仔猫パニック‼️

2回目のワクチン摂取日。 朝9時の予約。 仔猫たちをキャリーバッグに入れて連れていかなければ。 その為にはまず洗濯ネットに入れよう。 先にマイペースでおとなしい三毛、その後で手強いキ...

2021/04/20 273 4 17

仲良し段ボールの危機!?

…引き取った2匹の仔猫のベットであり、重なり合って丸まる姿がムチャクチャ可愛く、仲の良い姉妹の象徴だった「仲良し段ボール」が消滅の危機です。 ここ数日、二人で一緒の姿を見ることが無...

2021/04/06 253 2 14

逃げまわる仔猫たち❗

朝から家内が涙ぐんでいる。 昨日に引き続いて三毛を抱っこしようと思ったら「フーッ!」と言われた挙句に逃げられたらしい。 先代猫の「よもぎ」を亡くしてから猫とのスキンシップに餓えているので、未だにな...

2021/04/05 319 0 23

仔猫たちの性格?

育った環境が同じなのに、姉妹といえども2匹の性格は違うようだ。 三毛は比較的従順でおとなしめの性格。 「フーッ!」と威嚇しながらも、とりあえず頭や顎を撫でることを許してくれる。 「シャーッ!...

2021/04/02 284 0 25

2匹の仔猫が家に来た経緯

先代猫が亡くなった月曜日の早朝、家内の体調不良を理由に有休をとった。 とても会社に行く気にはなれなかった。 午後には火葬場に行き家族5人そろって葬式をあげた。 夕方早い時間からやけ酒のような...

2021/04/01 359 0 32

初めてケージから出しました

三毛とキジトラ。 2匹の仔猫が我が家に来てから1週間が経った。 相変わらず、「フーッ!」と「シャーッ!」を連発しているものの、お腹を見せて寝るようになった。 三毛は目薬を一日3~4回さす必要...

2021/03/30 341 2 27

脱走防止対策

先代猫は家族の中心として自分の居場所があったので、脱走する必要がなかった。 ウッドデッキで日向ぼっこしても人影がなくなると、寂しくなって家の中に戻ってきた。 雪が珍しくてウッドデッキ...

2021/03/29 432 0 21

猫使い

仔猫2匹とも順調に我が家に慣れてきている様子。 長男は「猫使い」と呼ばれ、「チッ、チッ、チッ、チッ」という声だけで先代猫を意のままに操っていた熟練者。 しかし、さすがに拾われて間もない仔猫2匹...

2021/03/26 234 0 13

仔猫と動物病院と先代猫

朝から三毛の右目の様子がおかしい。 片方だけ半開き状態。 目ヤニも目立つし、昼頃には完全に瞑ったまま。 これはヤバいということで先代猫のかかりつけの先生に電話する。 「心配なので連れてきて...

2021/03/25 397 0 30

トイレ大作戦の続き

結局、三毛はカルカンを1.5袋ぐらいペロリとたいらげご満悦。 当然入れたら出すの自然の摂理に抗えず、夜中にコンモリと出してくれました。 あれ!? しかし、あまりにも量が多すぎるのはなぜ?? もし...

2021/03/24 269 0 16