午前中のうちに病院に2匹を預けてきて、夕方には麻酔も切れて家に帰れるので迎えに来てくださいとのことだったので、会津若松市にある猫カフェに行って時間を潰してきて、午後5時過ぎに病院に迎えに行きました。
避妊手術の他に白血病と猫AIDSの検査も一緒にしてきたのですが、手術は無事に終えましたが、そこで俺は医師から衝撃的な結果を聞くことになります。
「にゃーちゃんの方なんですが、残念なことに猫AIDSで陽性と出ました。みゃーちゃんの方は感染していませんでした。」
そう説明を受けているときに、奥からにゃーちゃんとみゃーちゃんが術後の服を着せられて戻ってきました。

小さな身体でよく頑張ったねという気持ちと、あまりにも残酷な結果を聞かされ、俺はその場で涙を流しました。
「みゃーちゃんは感染していないので、今後のことを考えると、2匹一緒の生活をされない方が賢明に思います。」
先生からのアドバイスを受け、路頭に迷いながら帰路についた。
麻酔が切れてきたのか、痛みのせいで思うように歩けない2匹。いつもは俺に怒られるほど部屋中暴れまくるのに、走るところか歩くのもやっとだった。

リビングから離れたところでにゃーちゃんは力尽き果てたので、俺は着ていたパーカーを脱いで手術したお腹を触らないようにしてパーカーで包んでにゃーちゃんを持ち上げた時、俺は声を出して泣いた。
「ほら、あっち行こう。もう寝よう。パパと一緒にお布団で一緒に寝ようね。おいで…。」
俺は泣きながらにゃーちゃんを抱き締め、寝室に連れていき、みゃーちゃんもフラフラになりながら自力で歩いてきて、一緒に朝まで眠りについた。
朝起きると、2匹は寄り添うようにして寝ていた。

本当の姉妹でもないのに俺の家で知り合い、そして共に生活をし、本当の姉妹のように時には仲良く、時には喧嘩をして生活していた。そんな2匹の寄り添いながら寝ている姿を見て、引き離して生活させるのはあまりにも酷すぎだ。
感染していないみゃーちゃんに猫AIDSにならないようにしながら、うまくにゃーちゃんの猫AIDSと付き合っていけるようにして、2匹離れ離れにしないようにしてあげたいと思います。

俺も離れたくない。この子達は俺の大事な娘だから。

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