久しぶりの日記でこんなことを書くのは気が引けるのですが、記録として残します。
先月口内炎、歯肉炎の炎症を緩やかにするために歯石取りをするという、ある意味賭けに出ました。
でも今月に入り食事中に痛がる様子が見られるようになり、時に床を文字通りのたうち回ることもありました。
そのうち食べてないときでも痛がるようにもなってきたので、差し当たり食事をペースト食に変更しました。
カリカリを1粒ずつでないと食べられなくなったシイ。
これから食事をペースト状にするようにしました。
ペーストにして、ちょっと積極的に食べるようになったと思います。
ペーストにするのは何でもいいのですが、シイの問題は一口量が多いと痛がることが多いということ。
そのためペースト食も一度にたっぷりはあげられず、お皿に薄く塗って少しずつ舐めてもらうようにしています。
そのうえシイのエンジンがかかるまでに時間がかかるので、ぴったりくっついてあげたり、まずは指から舐めさせるなど、試行錯誤しています。
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それでもダンボールベッドに引きこもってしまったり、ちゅーる1本しか食べられないことがありました。
どこがどうなって痛いのかがわからない(痛みで口の中をしっかり見せてくれない)ので、薬の処方をお願いしました。
2日間がっつり薬を飲んでもらい、しっかり口の中を見られるようコントロール。
そのうえで口の中を診てもらいました。
残念なことに、先月歯石取りをしたばかりなのに、すでにけっこうな歯石が付いているとのこと。
また上顎の左右に痛む箇所があり、免疫が落ちてどうしても炎症を起こしてしまうそうです。
食べることで痛むかもしれない恐怖心もあり、積極的に食べられない、引きこもってしまうそうです。
2日間投薬したわりのは赤みも引いてないとのこと、処方量からするともう少しで赤みが引いていてもいいそうです。
このような結果はベースにエイズ白血病があるから、そうでなければ説明はつかないと。
夫婦で、また先生と相談して、最優先するのは少しでも痛みを軽くして食べられることとしました。
薬により内蔵への影響は考えないということです。
いろんなことを考慮しながら対処しても、白血病を発症している限り余命が劇的に延びることはありません。
食べることが生きること、だから今後も少しでも長く食べられるようにとの思いです。
もちろん痛みが軽くなれば薬を減らしますが、例えば腎臓に悪いからとか肝臓に悪いからとかいうことよりも、痛みを取ることを優先するということです。
ただあくまで先生の処方なので、当然ですが危険なことはしませんけど。
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シイは食べること、甘えること以外にこだわることがないんです。
遊びにも乗ってこないし、おもちゃにも全然興味を示さない。
自分から訴えるのはゴハンとベタベタすること、それだけ。
だったらこの2つを大事にしてあげたい。
我が家に来なければ去年の5月には尽きていたシイの命。
この先がどのくらい残っているかはわかりませんが、とにかく穏やかに過ごせるような方法を考えていきたいと思います。
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