ではなく数か月ほど前のこと
あるところに、美しい黒髪を持つモアナ姫がおりました。
モアナ姫はとても美しい姫でしたが、
お母ちゃんには悩みがありました。
モアナ姫は、それはそれは飽きっぽく
獲物をあげても2日で飽きてしまうのです。
モアナ姫のため、お母ちゃんはダイソー山やセリア島へ行っては
次々と新しい獲物を狩ってくる日々が続いておりました。

モアナ姫は包装の袋を開ける音がすると、とても喜んで
お母ちゃんの足元に纏わりついては
「早くちょうだい!!」と言うようになりました。
しかし、ダイソー山やセリア島での狩りをし過ぎて
もう目新しい獲物は居なくなってしまいました。
そこで禁断の獲物・・・
鬼の目の光が放たれる魔の道具!
ちゅーレーザーを手に入れる事にしたのです!!

さすが、魔の道具。
今までの獲物とは段違いに喜び、2日で飽きる事もなく遊んでくれました。
ところが、ついにそれも飽きる日が来たのです。。。
困り果てたお母ちゃんは
機(?)を織って獲物を手作りしたり

流行の川で拾ったブームに乗ってみたり

藪に分け入って探したペット用品を
組み合わせたりして工夫しましたが

それにも限界があります。
そして、お母ちゃんの狩りの資金がなくなりました。
そこでお母ちゃんは、しばらく獲物を隠しておくという
作戦に変更しました。
忘れた頃に出せば、きっとまた喜んでくれる・・・
という期待を胸に、心を鬼にして隠しました。
残念ながら、モアナ姫は久しぶりに出した獲物に喜びませんでした。
新しい獲物を与えたくても、資金は無限にあるわけではありません。
お母ちゃんは新しい種類の獲物は諦め
同じ獲物でも新しければ喜んでくれるのではないかと
再び同じ種類の獲物を次々と狩ってきました。
初めて見る獲物には劣るものの、新品であれば前に見た獲物でも
モアナ姫はそこそこ喜んでくれました。
ホッとしたのもつかの間
モアナ姫は、お母ちゃんが包装を開ける音には何でも
「新しい獲物?ねぇ!新しい獲物?」と
目を輝かせてオネダリするようになってしまいました。
ほんの小さな のど飴を開ける音にさえ!!
お母ちゃんはもう、どうしたら良いのかわかりません。
誰か助けて。。。
つづく・・・のか?
最近のコメント