ゴロー(♂)
人間に対して全く警戒心がなく、ゴロゴロのスリスリからついた名前。
この話は、避妊去勢済みの地域猫を見守る、猫基地での出来事です
わたしの過去の日記に出てくる猫ちゃんは全てこの猫基地の子達で
我が家にいる、モモもココもここに捨てられた猫。
外で暮らしていた茶ちゃんを、病気で保護して1か月半後(2017.12月下旬)
遺棄されたのか? 迷子か脱走か?
朝ごはんに猫基地へ行くと、いつも寝ているそこに、トラ母娘の姿はなく
ハウスで寝ていたのはゴロー・・・・・。
一瞬! 家にいる茶ちゃん?
と、とぼけたわたしの頭の中・・・・・・。
初対面なのに全く怖がることもなく、スリスリと足元にまとわりつく
こんなに人馴れしてる猫はみたことがない!!
知らない人や子供は、警戒して逃げるのが普通なのに
人を見れば、走り寄って行く。
そして、ず~と後を付いてくるので、食べている間に
逃げ帰らなければならず、そりゃ大変でした。
対する猫には・・・・
仲間意識がZERO!!
トラ母娘は威嚇され、追っかけ回された。
※ まさに一触即発!! ゴローと愛想なし(ココ)
クロちゃんだけが、応戦してハウスを守ろうとするも
いつもいる訳でないクロちゃん、結局ハウスを乗っ取られ、母娘は追い出されてしまう。
12月年末でこれから極寒がやって来るのに、宿なしになってしまうありさま・・・・。
仕方なく、少し離れたところに段ボールハウスを作ってもらい
なんとか真冬を乗り越えた。
ヤンヤンはその頃、茶ちゃんが我が家に来てから、ハウスを離れてひとり
別の所で暮らしていた。
ヤンヤンは常に茶ちゃんと一緒だったから、みんなと群れていたが
茶ちゃんがハウスからいなくなり、ヤンヤンもハウスから去ってしまった
茶ちゃんに守られていたんだろうか・・・・?
そんなゴロー
年が明け、2月初旬突然消えた・・・・・。
あとになって知る
近くに住む御年配夫婦が突然ハウスに来て、ゴローを飼いたいということで
連れていかれたことを・・・・・。
その時にたまたま居合わせた、猫を見守っていた方にそう伝えて。
悪い人ではないようだったし、で・・・・・・?
それから何ヶ月か過ぎたある日
ハウスの近くで、声をかけられた。
『 ここに茶色の猫ちゃんがいたでしょう 』
茶ちゃんの事かな??
よくよく話を聞くと、なんとゴローを保護して連れていかれた御年配夫婦で
連れて行って、すぐに調子を崩して病院に罹ったが、今は元気な事や
保護一日目からゴローは、なれなれでおじいさんの膝の上に乗ったりと
御年配夫婦は楽しそうに話されて帰って行かれました・・・・・・。
ゴローがハウスにいた2か月余り
去勢手術をしてもらい(性格は変わらず)、なぜか骨折まで経験
嵐のようにやってきて、すったもんだの後
可愛い嵐は、突然に止んで去っていった・・・・。
自ら幸せを掴んだ『 シンデレラボーイ!! 』である。
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