はじめまして

皆さん、はじめまして。
soar（そあら）と申します。
前々からネコジルシは覗いていたのですが、登録はしていませんでした。
登録した理由は、猫好きなのはもちろんのことですが、我が家に猫ちゃんを迎えたく思ったからです。

きっかけは去年の８月です。
その夜は雨で、姉と買い物に出かけた帰りに一匹の黒猫が鳴きながらついてきました。
餌を与えるとよっぽどお腹がすいていたのか、凄い勢いで食べきってしまい、とても驚いたのを覚えてます。
成り行きでその猫はウチで飼うことになりました。
ＰＵＭＡ（←綴りがあやふやです；）というメーカーさんのロゴに似ていたのでプーマと名づけました。
とてもやんちゃな男の子で近所の散歩にも後ろをトコトコついてくる面白い子です。激しい夜鳴き癖もありました。父が何度起こされたことか（笑）
そうこうして何ヶ月か経った日、家のチャイムがなりました。
先に出た父が玄関口で私と姉を呼びました。
出てみるとプーマを抱きしめる人たちがいて、話を聞いてみると、どうやらプーマは迷い猫だったようなのです。
ウチに来た人たちは飼い主さんの家族で、飼い主である一人暮らしのおばあちゃんは猫がいなくなってからすっかり元気がなく、泣いて過ごしていると聞きました。
そのためずっと探してまわっていたのだと。
…プーマはそのおばあちゃんに返すことになりました。
仕方のないことだけど、いなくなって寂しくて涙がでました。
その後日、おばあちゃんが娘さんに頼みこんで私たちに会いに来てくれました。
おばあちゃんはプーマが事故にあってたらどうしようか、日が経つにつれてお腹がすいて倒れているのではないかと心配していて眠れなかったそうです。
元気に帰ってきた猫を見て、どんな人たちが世話をしてくれていたのか実際に会ってお礼を言いたかったのだと。
涙を浮かべながらそう語る様子を見て、私たちが寂しがる以上に辛かったのだと痛いほどわかり、おばあちゃんに返せて本当に良かったと思うことができました。
今年の正月に年賀状で近況を聞くと元気だそうでとても嬉しかったです。
これは余談ですが本名はプータくんでした。一文字違い！こんな偶然もあるんですね、びっくりしました。

そんなふうに猫を少しの間飼っていたわけですが、気持ちも落ち着くと猫のいる生活が恋しく感じます。家族も同じだったようで、また飼いたいねと話すようになりました。
家族の了承を貰ったら止まらない！私の里親掲示板を徘徊する日々が始まりました（笑）
そしてこのサイトにたどり着き、飼い主さんと猫ちゃんのいろいろな出来事や写真を見てうらやましく感じながらも微笑ましく拝見させていただいてます。
私は消極的な性格なので、自分から参加するのは苦手なのですが、これからちょこちょこと顔を出していきたいと思うのでよろしくお願いします。
最後に、こんなに長い文章を読んでくださってありがとうございました。