周りの保護仲間のとこにもどんどこ子猫が来てるけど
我が家には来ないねぇ、平和だねぇと思ってたらば。
この土日でぞろっと一気に6匹。
土曜日に4兄妹とそのママ猫
日曜日に追加で別場所から1匹
4兄妹のママ猫はTNRして依頼者に餌やりをお願いしてたのだけど。
どっこい行ってみたら、なんだかぐったりしてる。
ちび猫は元居た場所から移動させてたけど、ぴょこぴょこ耳みーっけ。
あえなく4チビは御用となり、さてママ猫も捕獲器仕掛けて様子みましょうねぇ
って言ってたらガシャン。
調子悪そうなのに大丈夫?と思って捕獲器の中を見ると、しっぽから出血してる。
遠目でしっぽ切れてる???って感じだったんだけど、やっぱり怪我してたんだ!!
慌てて病院に駆け込んで、避妊と同時に断尾手術もしてもらい。
「怪我というか、しっぽの大部分は骨がむき出しの状態でした。
これ全部出てた骨です。これに対して皮膚と毛はこれだけ。」
と、トレイにいれた切断したしっぽを見せてくれた。
↓↓一番下に写真載せます↓↓
うわ、痛かったろうねぇ。
「そんでこの子、熱がある。
感染症とか壊死はまだ起きてないけど、多分体力もギリギリ。
これでおっぱい上げるの相当辛かったはずです。」
「そんでこの子、強い。いろんな意味で(笑)
3分前くらいに麻酔から覚めたんですけど、もう激おこモードで暴れてる。
処置したところに当たって出血してるけど、止まるはずだから様子見てください。」
連れてこられたママ猫、激おこどころかもう大暴れ。
「血が出てますけど、縫合はしっかりしてあるので傷口が開くことはまずないと思います。」
ほんとかよ、血ががっつり出てるけど・・・・・
「入院してもらってもいいけど、この調子だとここじゃない方がいいかも。
点滴しようにもこれじゃまた麻酔かけないと無理だし。
できる処置がないから、連れて帰ってとにかくあったかくしてあげてください。
子猫とは最低でも今日明日は離した方がこの子の体にはいいです。」
りょーかい
捕獲器のまま車に載せようとしたら、血が・・血が・・・ぽたぽた落ちてる。
「大丈夫です、今日夜には止まるから。」
ほんまかいなそうかいな・・・怖いなぁ。
ちっちゃいケージにお籠りできるようにペットヒーター入れた段ボール入れて
さてと移動してもらったら棚板に飛び上がり。
シャー通り越してジャーっ!!ガッ!!バンっ!!
笑えないレベルの威嚇。
あ、この子慣れないタイプだ((+_+))
手術費用は避妊だけだと思ってたから、依頼者がご近所さんと合わせて1万5千円用意してくれてた。
私の地域じゃ、保護っ子価格の動物病院なんてないから、安くてもオスで1万ちょい、メスは1万5千円ちょいなのよね。
しかし、断尾手術と抗生剤も突っ込んでもらったから軽く4万オーバー。
はぁ・・・・急な痛い出費だ。
今朝で保護して3日目、やっと元気が出てきたみたいで夜子猫を探してなのか鳴いてた。
大きな声じゃないのが幸いだけど、切ないねごめんね。
朝行ってみると被せてた覆いを盛大にケージの中に引っ張り込み、頑張った形跡がある。
ご飯は初回以外完食。
うんちも出ておしっこもOK。
けど相変わらず笑えない威嚇はしまくり、何なら手がガチで出だした。
母は強し、だなぁ。
リリースを視野に入れてだから、なるべく触らず回復だけに努めてもらおう。
依頼主は責任もってご飯とお世話はすると言ってくれた。
1週間が目安、それで譲渡すべく慣れてもらうかリリースするかを決める。
さて、チビども。
推定3週齢から1か月。
ミルクか?と思ってやってみたら、3匹目で乳首をぶっちぎられ。
うーん、じゃぁ離乳食か?とやってみたらがっついてお食べになる。
あ、思ったよりいけるね。

三毛469g
キジトラ458g
白黒(黒多め)465g
白黒(白多め)414g
全部400gオーバーだわね。
1か月いってるかな、うん。
いっちょ前にシャッ!シャッ!って頑張るけど、こっちは鼻くそレベルww
ママ猫が賢いんだね、みんなひたすら黙って固まってる。
これが飼い猫と野良猫の大きな違い。
野良猫の子はよほどでないと鳴かない。
ママ猫が声出すと見つかるからとしっかり教育するから。
保護して慣れて飼い猫になってくると盛大にニャーニャー鳴き始める。
だから野良の子が外で鳴いてるときは、ママが帰ってこないときや何かあった時。
さーて頑張ろうと思った土曜日。
明けて日曜日、朝から電話。
知った人から、チビ猫の引き取り依頼。
75歳のおばあちゃまの家の納屋で猫が赤ちゃんを産んだ。
が、ママ猫が何があったか分からないけど、多分2~3日くらいで帰ってこなくなった。
鳴き声が聞こえないなぁと思って様子を見に行くと、子猫が4匹で1匹はすでに事切れてたと。
慌てて近所の動物病院に駆け込んだけど、2匹は力尽き1匹だけ助かった。
それから毎日病院に通いつつお世話をしたけど、もう限界。
誰か引き取ってくれる人はいないですか?と近所の人から連絡があった。
行ってみたら生後2週齢くらいのちっさいほっそいチビ。
これを75歳のおばあちゃまが必死で繋いでくれたのか。
おばあちゃま、ご苦労さんありがとう。

これがまた食が細い。
ミルクを10ミリ飲んだら「もういらーん」
ミルクで溶いた離乳食を5口食べたら「もういらーん」
頼むよ、食べよう飲もう。
というわけで、今期も乳母頑張ります。
はぁ、また眠れない日々だわ。
↓↓断尾したしっぽとそのしっぽについてた皮膚片↓↓
※血が苦手な方はこれ以上スクロールしない※

つまり、しっぽがあるように見えてたのはほとんど骨だけだったんだわ。
ママ猫頑張ったねぇ
いいとこにお嫁に出してあげたいけど、とりあえず治そ。
1週間経ったら顔見て相談しよね、ママ猫ちゃん。
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