猫のサカリを経験されたことがあれば、やかましさはご存知だろう。
うちの場合はそれほどやかましくないものの、あっちこっちでウネウネしているのでいささかわずらわしい。
問題は先日書いた通り、19日が手術の予約日だった件だ。
まさか予約に1ヶ月以上かかるとは思わなんだ。
なんかあやしいなぁ〜という行動の2日後くらいにやってきたサカリは、ただ今真っ最中だ。
これをうまく凌ぐ方法はあるので、さくさくと沈静化してしまう。
これで大騒ぎしたりニャオォォーンと鳴いたりはしない。
とにかく手術日までに早めに終わっていただくことが先決だ。
生理のようなものなのだが妊娠したりしない限り、暖かいと周期的に来てしまうのが難点。
そしてあまりサカリ中だと手術にさしさわりがあるのだ。
患部が腫れている関係で手術が重くなったりすることと、サカリ中は飯もろくに食わないため、一気に痩せてしまうことだ。
これは全身麻酔の手術という点ではあまり好ましくない。
いつものウエットフードやドライフードがあまり喉を通らないので、総合栄養食系のちゅ〜るなどで補食する。
下痢する可能性も高くなるので、ささやかな抵抗で乳酸菌系のちゅ〜るで対応だ。
それを当て込んで残りの2匹が押し寄せるのも困る。
チビは育ち盛りなので、食い過ぎ下痢くらいが問題だが、ソフィアが太る〜。
無論、野放図にあげているわけではなく、様子見しつつ制限はする。
ウンコチェックは筆者の日課なので、う〜ん、良いのが豊作!とか言いながら管理している。
ちなみに凌ぐ方法というのは少々説明をするのがはばかるやつだ。
単純に猫のツボ(直球で言うと性感帯)がいくつかあるので、それを雄猫がやるようにやさしく刺激するだけだ。
それらは人間とは著しく違い、猫特有の位置にある。
刺激の閾値があるのでそれを超えたらOKで、あとは疲れて休む。
しばらくしたらまたスイッチが入るので、淡々と対応するだけだ。
昔は避妊手術云々なんて言う概念もなかったから、騒いでうるさいのをどうするか?で対応してきた民間療法みたいなもんだ。
なお、その民間系の有名な対応に水をぶっかけるというのがあり、見たことがある人もおられるはずだ。
これは猫が苦手な水でびっくりさせて興奮を置き換えてしまう方法で、しばらくするとまた騒ぎ出す。
この他、ハーブなどを嗅がせるなども全て同じようなもので、一定時間で効力を失い、また騒ぐ。
ただし綿棒突っ込んで云々ということはしない。
そんなのは危ない上に感染リスクもあるからだ。
もし卵巣炎とか膣炎を呼ぶと余計に面倒なことになる。
下手にやると内蔵を傷つけるリスクもあるから、極めて素人向けではなく本当に注意して欲しい。
猫のお産とかを手伝ったことがある方なら、そのリスクは痛いほど解るはずだ。
最良は避妊手術をすることだ。
繁殖目的でもない限りは、その方が病気のリスクも減る。
肥満になるのが難点、というくらいだ。
それにしても、1号のソフィアに必死ですがりつくのも困り物でソフィアが逃げ惑うが、気を使って顔をなめたりしている。
なお、チビはここぞとばかりに喧嘩を挑んで噛み付いたり猫キックをして、やりすぎで筆者につままれる。
そんなこんなで、筆者のメンテ?の夜は更け行く。
全然関係ないルシアのいつもの寝姿。

息子の腰がベストポジションらしい。
すでに2倍を超えてきた。

可愛い盛りのサカリ違い。
油断すると野生化するのでまだまだ注意が必要だ。
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