猫虐待が見せる重要なサイン

2021年7月15日(木) 365 / 0

　先日、また酷い事件があり、幸いにも犯人は逮捕された。
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空気銃で別の猫も傷つけた疑い、男を再逮捕へ　太ももから鉛の弾　7/14(水)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae2ebbaddd84bcb4b79e41d2ebad6ee5485fb636
猫にエアライフル発射「１００匹近く殺傷」　7/14(水)
https://news.yahoo.co.jp/articles/08562b6b25221dc2060a5f84c6f24c8e0f5b6419

「弱い立場の猫を征服した気分」　動物愛護法違反容疑で男再逮捕　7/14(水)
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb10cc4b450e831a47c33ced14e57bfb0ba3e581
　空気銃で猫を撃ってけがを負わせたとして、千葉県警生活経済課は14日、動物愛護法違反などの疑いで、千葉市のアルバイト平田雄一郎容疑者（49）＝同法違反罪などで起訴＝を再逮捕した。県警によると、平田容疑者は「3年前から100匹近く猫を殺傷した。猫の虐待に興味があった」などと供述している。

　平田容疑者は別の猫を空気銃で撃って殺したとして、同法や銃刀法違反罪で起訴されていた。県警は2019年2月以降、千葉市や隣接の習志野市などで、銃で撃たれたとみられる猫の被害を15件確認しており、関連を調べている。

　平田容疑者は「弱い立場の猫を征服した気分になる」とも供述した。
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平田雄一郎の顔画像判明！八千代市でエアライフル（空気銃）使い、猫を十数匹殺傷、銃の所持許可でヤバイ、、　 2021年6月22日
https://next-infonews.com/jiken/25204/

　49歳でアルバイトともなると、日本経済の低迷の犠牲者という状態で、就職難にあえいだ酷い世代だ。
　そういった背景が事件を起こしたと解釈するのは容易なことだが、激しく違う。
　あいにく、同じような環境の方は山ほどいて、社会問題になるほどであるが、必ずしも動物虐待はしない。
　そしてあらゆる問題行動は事情を斟酌する幅は極めて少ない。
　単純に安易な行動に及んだだけに過ぎない。
　例えば、お金がなくて飯が食えず、万引しましたみたいなケースがあったとしても、行政・友達等に相談してないのか？という問題があるのだ。
　
　そして、動物虐待の根幹はかなり重い。
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２６歳「シリアルキラー」岡庭容疑者の素顔、茨城一家殺傷　高２当時、虐待対象が動物から女の子に…自宅は「まるで実験室」 2021.5.8
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/210508/dom2105080003-n1.html
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連続殺人を犯した「サイコパス」の子供時代の3つの共通点 ...
https://www.hachi8.me/3things_in_common_among_serial_killers/

　基本的にサイコパスやシリアルキラーは動物虐待がデフォなのだ。
　つまり、まず自身の欲求や行動を動物等でテストをし、いずれ人間にシフトしていくというパターン。
　それ故、身近な所で動物虐待が発生したということは、極めて重要なサインなのだ。
　酷いことをするやつがいるな〜と憤慨すると同時に、そのような事件があったら積極的に通報すべきものだ。
　ただし、こういったケースではほぼ高い確率で動物は遺体になっている。
　この段階で、確実に通報することが重要なのだ。

　逆に、些細な話でも、あの人虐待してまぁぁす！！とかいって通報しまくると、虚偽告訴などに問われるのでご注意いただきたい。
　過敏すぎて何でも犯罪行為に見えてしまい、見境が無くなってしまうと困る。
　重要なポイントは、動物を意図的に殺してしまうかどうか、なのだ。
　事故などは除かれる。
　犬猫の変死が連続してあった場合、この確率は極めて上がる。
　通常、犬猫が相次いで身近で横死する事態は、自然に発生しないからだ。
　必ず原因がある。

　先日筆者が憤慨していたゴミ袋に生まれたばかりに猫を捨てて放置したという事件も同じことだ。
　社会性と言ったものが欠如しているのは明白で、かなり危険な考え方だ。
　
　一方、死に至るまでもない犬猫の虐待はどうか？
　このケースでも、ほぼ高い確率で飼い主に何らかの問題がある可能性を見るべきと言える。
　つまり虐待された犬猫だけではなく人間も対処しないとダメなのだ。
　そういったのとは別に、命の軽重を自分の都合と比べ安易な選択を取る輩もいる。
　これも分類すればかなりヤバイ部類なんだが、おおよそ自覚もなかろう。
　著しい共感性の欠如や行為の結果を想定できない段階で、何らかの別の問題がある事は否定し得ない。　

　このような実情なのにも関わらず、社会認知も進まず、単純に性格だとかNG行為だとかで簡単に理解するケースが多い。
　実態はもっとずっと根深く、社会がきちんと対応していかねばならないものなのだ。
　その機運が高まるのには、まだ時間がかかるのかもしれない。
　

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