会う前にほぼあたしの中で決めていた新しい飼い主様。
先住は5歳の女の子で、子猫1匹を希望。
7匹のうち、この子なら1匹でいける、と思ってたのが「暁」で、
先方さまも「暁」をご希望されていました。

譲渡圏内ぎりぎりの遠方にお住まいでしたが、
すぐにお見合い面談に来てくださり、
その日のうちに自宅訪問の日程も決めました。
子猫たちにあいに来てくださったとき、もう1匹、とうれしい打診をいただき、
暁と同じくらい元気で当たり負けのしない「朝日」をお勧めしました。

元気過ぎる暁は、きっと許してくれなくても先住さんに突進していくだろう。
だけど、もう1匹きょうだいが一緒なら、きょうだいで遊べば先住さんへの負担も少ない。
7/4お見合い、7/11自宅訪問、1週間で脱走対策を完成させてくれて、
翌7/18には正式譲渡!
暁は「もも」ちゃん
朝日は「結愛(ゆあ)」ちゃんとなりました(^^♪
先住の「みいちゃん」は実物を初めてみるグレー多めのパステルトーティーさん!
まだフーシャーはしちゃうみたいですが、徐々に慣れて行ってくれれば、と思います☺
そして、一番最初に内定した


敷島&桃山ペア
敷島は見た目小ぶりなんだけど、さすが男の子、持ち上げるとずっしりみっちりしています。
そんな敷島でも対等にやり合えるのが女子の桃山。
桃山は普段、おっと~りもんや~りしてるんだけど、
スイッチが入るとブルトーザーのようにきょうだいたちを蹴散らします(笑)
遊びたい!マンマ食べたい!抱っこして!ケージの外に出たい!
といつも忙しそうな敷島とすごくいいコンビだと思うんです♪
決定した飼い主さまは、猫と暮らすため、ペット可の賃貸へ引っ越しを決められ、
引っ越しがまだ先なのでそれまではうちでお預かりすることになりましたので譲渡は9月初旬かな?
そしてこのきょうだいで一番人気だった「誉」
1匹で、というお問合せがとても多かったのですが、ちょっと思うところがありまして。
今までの経験上、きょうだいで一番体の小さい子は何かしらの「クセ」がある。
2年前に最高のご縁をつかんだ「ししゃも君(しゃもたん)」
一緒にいた姉妹の「らむ」との体格差、運動神経の差からのストレスが突然爆発。
他の猫と一緒に暮らしたら、またいつか同じようにプライドが傷ついて爆発してしまう。
そんな難しそうなしゃもたんを生涯1匹で大切にしてもらえるご家族と出会うことができた。
まっすぐにあたしの方を見て「しゃもたんをうちにください。」と言った奥様のお顔は
今でも忘れられないし、何度でも涙が出る。
何度でも語りたい。
そしてあたしの子になったマチ子の倅の「彦ちゃん」
いつまでもマチ子のおっぱいにぶら下がってフードを自力で食べないくせに
紐を食べる、というイヤな癖を持っていた。
雑種なのにクラシックタビーという純血種みたいな柄で、募集をすれば欲しいという人はたくさんいただろう。
ガリガリでボソボソだけど小さい体で楽しそうにふざけて遊ぶ不器用な様が本当に愛しかった。
だけど、その中に紐を食べてしまった時すぐに異変に気が付ける人はどのくらいいるのか。
多額な手術代を払っても「この子を迎えて良かった」と思ってもらえるのだろうか。
この子を適切に育てられるのはこの世にあたししかいない。
と2年前の7/25にマチ子からバトンタッチして我が家に迎えた。
※案の定1歳になる前に細い紐を食べて開腹手術を受けています。
ほまちゃんにもそんなかけらが見えたり見えなかったり…。
それでも普段のほまちゃんは、みんなより体が小さいからすぐにぶっとばされちゃうけど
ツンとしておねいさんぶってる(笑)見ててもすんごい可愛いおんにゃのこ(´ω`*)

「あたち、おねいさんなの」
さて、誉をどうするか。
つづく
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