これが終わると畑の中に不要となって落とされた茎や穂が沢山残されます。
畑作農家には不要なものですが、これを必要としている方々がいます。
丸く固めてロール状にし、畜産農家や関連施設に売るのが通例となっている。
家畜の寝藁(ねわら)にするのです。
寝藁は、牛舎や豚舎で休むスペースの足元に敷き、そこで寝転んだりそのまま排泄をする。
それをかき集めて熟成発酵させ堆肥にすると、良質の肥料になるのですよ。
この麦の茎や穂をロール状に固めたものが、真夏の風物詩…麦稈(ばっかん)です。
私は子供の頃から、巨大ロールケーキもどきと呼んでいました(笑)
ロールにする機械(ロールベーラー)は、畜産農家等は家畜の餌にする牧草をロールにする為に、自前で所有しています。
畑作の農家は持っていないので、大抵麦稈ロール売買の契約している畜産農家の方が来てロールにし、長〜〜いロングトレーラーに乗せて運んでいくのですよ。
今年は我が家の小麦の収穫は早い方で、2日かけてあっという間に収穫を終えて、翌日には麦稈ロールにしていました。
私が仕事から帰った時には、大半積み終わり今まさにロングトレーラーで運ぼうとしているところでした。
なので、今年は麦稈ロールの作成工程は撮影出来ず。
ご興味のある方は、過去の日記を参照になさって下さい。
何度か往復してロングトレーラーで運んだ様ですが、少しだけ乗せられずに畑の中央に残されていました。
夜間、雨の予報が出ている為ブルーシートを被せられて。
で、翌日。
仕事が休みだったので、恒例の撮影会を行いました〜〜✨📸✨

いつもの年と違い、ブルーシートに露々がついているので、ちょっと足元の感触が違うけど…これも今年ならでは2021年夏の思い出、として記録に残しておきましょう(笑)

足元つるっと滑りやすいので、気をつけるのよ。
360度、見える風景全部が珍しいのであちこち気になっている様子。

ロールとロールの隙間に撓んだブルーシートにちょこんとハマりつつ、一生懸命伸びをして遠くを見ている姿が可愛いわねぇ(笑)

ブルーシート越しではありますが、大きくて高さのある麦稈ロールの上から見る景色は、如何でしたか?
一年振りの風景を見られて、楽しんで頂けたでしょうか。
歴代のお嬢様にゃん…チャムと、空にだけの特権。
今年も無事に、撮影出来たね。
チョビは超絶のビビりーだし、ハーネスをつけるとパニックになってぶっ飛んで逃げちゃうから、お散歩はさせられないので、記念撮影は不可。
空、お散歩楽しめた?
来年も、この景色を見られると良いね。
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