懺悔の秋 - でぶちゃんさんの猫日記

懺悔の秋

2021年9月25日(土) 349 / 6

私と猫との出会いを、ふと振り返ることがある。今日はそのお話を。

最初に出会ったのは、まだ無知な高校生の頃だった。
三毛の大人猫が我が家の周辺に居ついたので、三毛＝♀ということも知らない私は、
少ないおこづかいで猫缶を買ってきて食べさせたりしてた。
猫＝缶詰　としか思いつかなかったのよね。
安い缶詰を食べてくれたけど、嫌いな？とこは残すし、人馴れした猫だった。
そんなある日、三毛が子供を産んで連れてきた。
茶トラ、キジ白、キジトラの３匹。時々家に入れたり出したりと、「外飼い」というやつだったのだろう。
３匹は大きくなり、キジ白はいなくなった。
猫（特に♂）はいなくなるもの、という田舎の考えに染まってた私は、何も不思議にも思わなかった。
キジトラのおなかがかなり大きくなり、「なんか病気か？！」と思ってた無知すぎる私・・・
小さな身体で、どこかで産んできたのですね。
この辺りから私の記憶がほぼないので、就職で家を出たのだと思う。
その後、里帰り出産で帰ってた姉が、子猫の写真を大量に撮ってたのを見せてもらったりしてた。
キジトラと黒がわちゃわちゃしてて、父がお風呂に入れたりしてた。
お風呂には入れても、病院やワクチンなどということは考えもしなかった我が家・・・
私は家にいなかったとはいえ、むごいことをしたと今になって後悔してます・・・
私が実家に帰ってきた時には、猫はもういませんでした。ごめんなさい・・

さて、２代目３匹の中で、一番やんちゃ坊主で寂しい鳴きをする茶トラのことで、
数年前に霊感の強い友達に聞いたお話がある。
この子は母のお気に入りの子で、首輪をつけていたらしいのだけど、
山のほうに遊びに行って枝か何かに引っかかって取れなくなり・・力尽きたのだと・・・
その時、みつけてはもらえなかったけれど、母が自分を探してくれてたのをとても嬉しく思ったそうで。
母にはその子がついてくれてる、と。
その母も亡くなって１１年。きっと虹の橋を母と一緒に渡ってくれただろうなと思います。

そして最初の三毛から３０年？たった去年、我が家の裏に居ついた白黒猫を慣らして避妊手術して家猫にした。
それがおはぎちゃんです。

無知は罪だと思う。
もう私は、そんな罪は犯さない！

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