
十兵衛「ボクのこと大好きなボラさんに、どうしてお世話してくれるのか、聞いてみたよ」
(ヒビリ猫、シャーシャー猫に臆することなく笑顔で手を差し伸べる、ステキな仲間です😊)
それは、ずばり、猫への贖罪(しょくざい)です。
十兵衛「なんだか、むずかしい言葉だな〜、よくわかんにゃいよ」
(じゃ、聞いてみようね👍)
私は、物心ついた時から
家に猫が居る家庭で育ちました
東京に出てきてからは縁がなかったのですが
結婚して、ある日旦那が
ボロ雑巾の搾りカスような子猫を拾って来てから
第二の猫との生活が始まりました

すずめ子「搾りかすって…、アタシも保護されなかったら、そうなってたかも…💦」
(でも、いまはずっとのおうちで幸せだよね」
でも、この子は2019年の2月に
虹の橋を渡りました
身体の弱い子で、食が細く
風邪をよく引きました。
何度も病院のお世話になりましたが
毎回お薬を飲んで治っていました
亡くなる時も、また風邪かな?
明日病院連れて行こう、なんて
簡単に思っていたその夜
家族が集まるテーブルの上に乗ってきて
家族が見ている真ん中で息を引き取りました
突然の事で、旦那も息子も悲しみに暮れる中
私はは泣くこともできず
声に出して悲しみを言う事も出来ませんでした
昔から辛い事や悲しい事は
とっさに表に出せない性格で
放心状態の家族を見ながら、淡々と
火葬の準備をした事を覚えています
翌年の2020年、コロナが流行し
私の生活形態が大きく変わりました
仕事はしていますが
社会と隔離された状況になり
だんだん気持ちが沈んできました
そんな折、ただ一人の肉親である
母をを亡くしました
更に私は落ち込みました
ただ、母を亡くした哀しみは
遺品の整理等をする事により
ある程度の期間を経て気持ちに折り合いをつけることができました
でもどうしてか、2019年に亡くした
猫の事は頭から離れる事がなく
もう一度逢いたい、夢でも良いからもう一度
そんな思いが募るばかりの日々でした
母より猫なのかと言われると
薄情な人間に思われるかも知れませんが
自分なりに落ち込んでいる理由
猫のことばかり考えてしまう理由を模索した結果
ああ、私は猫に助けられていたんだ
彼がいる事で辛い事、悲しい事に対する
クッションになってくれていたんだと気付きました
実は、ここからが、ねこけんで
ボランティアを始めるきっかけになります
十兵衛「うんうん、聞かせてきかせて」
初めは、動いている猫を見たら癒されるかも知れない、なんて安易な気持ちでYouTubeの猫に関する動画をたくさん見ました
そこで私は今まで見てこなかった現実を
目の当たりにしたんです
お家で可愛がられている子、そうではない子
文字にするのも胸が張り裂けそうですが
殺処分されている子、虐待されている子
お外で病気のままほったらかされてる子、、、
知らないって、罪だった、残酷だった
冷酷だった……
猫の何を知った気になっていたんだろう
それに、自分の愛した、たった1匹すら
まともに見てあげれてなかったではないか
彼から貰っていた癒しに対して
なにもできてなかったのではないか
と、更に落ち込みました
そんな時にねこけんの
「飼い主急逝…残された猫たち」
この動画をみました
M代表のかっこよさ、この人は本気だ
信じても良い人だと感じ
ねこけんの動画を見るようになり
気づいたらボランティアに応募していました!
私でも自信持って出来ること、トイレ掃除!
しばらくやってないから、とてもやりたい!
そんな感じで、今は楽しくシェルターの
お世話ボランティアしています
十兵衛「よかった、いつも楽しそうだもんね!」
(うんうん、十兵衛もたくさん甘えてるもんね)
私の元気が戻り、また猫に
もちろん十兵衛にも癒されています
いつになったら猫への恩返しは終わるのか
多分死ぬまで終わらないだろうなと思う今日この頃です
シェルターのみんにゃ、大好きだよ!愛してるよ!
みんにゃ、ずっとのお家に行こうね
そのためならおばちゃんなんでもするよ
心を開いてくれない子も居るけれど
噛んでも引っ掻いても良いから
人間と仲良くなろうね

そら「あたしは、おうちに帰ったけど、大事にお世話してくれたこと、忘れないわ!」
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