センサーを交換し、その後スズキのディーラ
ーに行ってコンピュータに学習させなければならない、という事で台車を借り、付き合ってくれた友達が行きたいと言った電器店やホームセンターに行き、時間を潰しました。
スマホを確認すると、着信あり。
車屋さんからかな、とチェックすると母から3回も電話が来ていました。
着信音量は大きくしているけれど、カバンにしまって店の中にいると聞こえないよね、と思いつつ電話してみると…。
“ブッコがおかしい。歩けなくなった。
頭を振って目も左右に動いてる。”
車屋さんに電話してみると、幸いもう修理は終わったところでした。急いで車屋さんに向かい、修理の終わった車を受け取り帰路に付きました。
家に着くと、とりあえず落ち着いてはいて、仏間の窓の所で寝ていました。
私が近づくと、頭を上げました。でも頭が、
ぐらん、ぐらんと左側に揺れていました。目もやはり左右に動いていました。
日曜日はかかりつけの病院は休み。もう一軒のかかりつけは、以前は日曜日もやっていましたが、現在は第二、第四日曜は休み。
Googleで日曜日にやっている動物病院を探しましたが、片道で1時間近くかかる所ばかり。
「猫 目が動く」でもう1度検索すると、「特発性前庭疾患」という病気らしいとわかりました。説明を読んでみると、すぐ命に関わるような病気ではないようだったので、遠くまで連れて行くよりそのまま様子を見る事にしました。
ブッコはまともに歩けない状態だったので、夜はケージの中へ。最初、床にブランケットを敷き、ごはん皿と水入れを置きましたが、体を支えられず、ゴロンと転げたりしたので、考えて猫ベッドを入れました。その方が猫ベッドの壁で体を支えられると思ったので。
ただし、うちのケージはスリムタイプで狭い為に、ごはん皿と水入れは撤去しなくてはいけませんでした。
一夜明けて今朝。
状態は良くなっていませんでした。
ずっとケージの中にいるのは嫌らしく、外に出て行きたい所に行こうとしますが数歩歩いたらゴロンと転げます。あれだけ目が動いているという事は、かなりひどい目眩がしているのでしょうから当然です。
多分、ブッコは自分でも今の状態が信じられなくて、いつもと同じ行動を取ろうとしているけど、思うように体が動かない、という感じなんだと思います。
誰かがずっと付いていないと危ないような状態だったので、またケージの中に。
そして病院に連れて行きました。
診断はやはり「特発性前庭疾患」。
持病の無い子なら3日程で症状が治まるらしいですが、ブッコの場合はウイルスが関係しているかもしれない、との事。
3日以上経っても治らない時は、神経系に炎症などの異常があるかもしれないとも。
そしてもうひとつ心配なのが、また貧血の状態だという事。
血液検査の結果、赤血球、血小板が少ない事がわかりました。かなり状態が悪い、と。
点滴をしてもらい、高濃度のステロイドとインターフェロンの注射。
「これでもう1度持ち直せるかどうか」と先生はおっしゃっていました。
数日前、自分の猫日記を読み返していました。すると、「赤血球の寿命は4ヶ月。それまでに新しい赤血球が作られるかどうか」という文があり、4ヶ月ってちょうど今だ、と思っていました。
もしかして赤血球が作られていないのでしょうか。でも1度、検査の結果、赤血球の数は増えていたはず。
ただ希望はあります。
目が左右に動いていても、まだ力があります。まだしっかりした顔つきをしています。
ブッコさんはまだ頑張っています。

きっと大丈夫。また持ち直してくれるはず。
ナツちゃん、どうかまたブッコさんを守ってください。
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