みなさんはお家のねこさんに対して
ご自分のことをどう呼びますか(一人称)?
わたしは「おねえちゃん」と自称してます😅
「おねえちゃん、仕事行ってくるからね」
「おねえちゃん、明日休みだから遊ぼうね」etc..
イタタッ(>_<)
ええ、おねえちゃんいう年じゃないんですが…💧
三人兄弟の末っ子でずっと妹が欲しくて、
親を困らせたクチ(末っ子あるある?)😓
あんまり妹が欲しいものだから、
妹がいる夢まで見たことあります(;^_^A
50近くにして夢が叶いました!😊
三女(のばら)1周年
我が家の三女・のんちゃん(のばら)が来て10月17日で1年になりました。
のんちゃんがうちの子になったのは、
長女の「める」と、千葉で保護されたある猫さんがきっかけになったのです。
ご本にゃん😺は知りませんが…
ねこが飼える持ち家に住んで7年。
出張のない仕事に転職し、
やっと旧育英会の奨学金(2本)の返還が終わり、
満を持してねこと暮らすことを決意しました。
一緒に暮らすなら「グレーで緑色の目の猫」と決めていた私は、
2019年12月に最初の子・める(ロシアンブルー)をとあるブリーダーさんから譲り受けることにしたのでした。
昼間仕事で留守にするため、
お留守番ができる月齢(6か月以上)で、
退屈しないように兄弟2頭を飼養するつもりでした。
過去一緒に暮らしたことのある猫は全て男の子だったし、
人懐っこくて飼いやすいらしい(?)男の子をと。
ご存じの通り子猫は人気で、
純血種となればなおさら子猫のうちに欲しがる方が多いため、
「6か月以上のロシアンブルーの兄弟」
という条件を満たす子がいる猫舎はなかなかありません。
ようやく5か月の兄弟猫のいる猫舎を見つけ、電車を乗り継いでお見合いに行きました。
5か月の男の兄弟猫、想像できますか。
嵐のように二人で追いかけごっこして、一時たりともじっとしてなくて、触れることすらできません。
見えるのは灰色の残像だけ…💦
手に負えないかも…と自信を失いかけていた私の前に、
現われたのが「める」でした。
めるはスタスタ歩み寄ってくると、
ものおじせずにいきなり私のスカートの中に頭を突っ込んできたのです(笑)。
なんでこんなかわいい子が残っているの!
兄弟猫を譲り受けるという当初の予定はあっさりと消え、
もうすぐ6か月になるこの女の子を家族にすることに決めました。
聞けば、同腹の子は既に皆、とうに新しい家が決まり、ひとり残されているとか。
かわいそうだからと、その5か月の兄弟と同じケージに入れていると…
えっΣ(・□・;)
5か月の男の子と6か月の女の子ってマズいんじゃないの?
もしものことがあっては…と気が気でなく、
大至急でケージを用意して3日後に迎えに行ったのです。
セーフ💦
↑肩のりねこ・める(4.08kg😅)
その3か月後、別のロシアンブルー専門のブリーダーさんから次女(すみれ)を譲り受け、人間と猫姉妹の3にん暮らしとなりました。
↑すみれ(次女)が来て1週間後のふたり
最初から仲よしでした^^
のばらが家に来るまで
それから半年。
める・すみれのロシ姉妹との生活も慣れてきて、
環境、経済的にもあと1頭ならと、
もう1頭ロシアンブルーを迎え入れることを決めました。
今度も女の子がいいな♪
とまたロシアンブルー専門のブリーダーさんで予約を取り付け、面会の日を心待ちにしていたある日のこと。
コロナ禍でペットを遺棄する事例が増えているというニュースを見て、
ある里親サイトを覗いてみました。
「ロシアンブルーも捨てられたりするのかな?」
そう思って検索したら、いるものですね…
海外赴任で飼えなくなりました
アレルギーで飼えなくなりました
親戚が亡くなって飼ってくれる人を探しています
理由はいろいろですが…
その中で、1件の里親募集が目に留まりました。
ロシアンブルーと思われる女の子。
量販店の駐車場で保護された、
先天的か、それとも事故が原因かはわからないけれども、歯顎が変形してしまっている。
おそらくそれが原因で捨てられたのだろうと…
どれくらい外をさまよっていたのか、
保護されたときは妊娠していて、保護主さんは堕胎せざるを得なかった
言葉を失ってしまうような説明文なのですが、それよりもなによりも、
衝撃的だったのは写真の猫さんの顔(表情)でした。
誰も信用できない
この世に何も楽しいことなんかない
一時たりとも安心なんかできない
そんな顔をしてどれくらいひとりで過酷な外の世界を生き抜いてきたんだろう?
募集主さんはこの子がロシアンブルーだと思うと書いていましたが、
そうではなかったと思います(ごめんなさい🙇)
たぶん混血。
でもそれは問題じゃなくて、
完全に重なって見えてしまったんです、うちのめる(長女)と。
6か月になるのに売れ残っていて、男の子と同じケージに入れられていためる。
もしあのまま買手が現れなかったら?
もし妊娠してしまっていたら?
一歩間違えば、めるもその道をたどっていたかもしれない。
めるでなくても、きっと過去に同じような道を辿った子がいただろうということは容易に想像できました。
ペットショップやブリーダーで売られている純血種のねこさんたちの後ろには
こんな悲しい運命を背負った子たちがいることを悟ったんです。
その日、外をさまよっているめるを想像してはずっと泣いていました。
もうお金を出して純血種のねこを買うことはできませんでした。
ブリーダーさんの予約をキャンセルしました。
そして、このロシアンブルー似の子の里親として応募しようと、応募要件や保護主さんのブログを読んで、自分と自分の生活環境を省みましたが、自分が保護主さんの求める条件に合致していないことを認めざるを得ませんでした。
私がこの子に家庭を与えてあげることはできませんが、
この子(うちのめるだったかもしれない子)を救ってくれた感謝も込めて、
この方の活動エリアに近いところから、三番目の子を迎え入れようと決めました。
そして、出会ったのが三女(のばら)です。
たびたび、
売っている猫(純血種)と野良猫を区別する飼主がいると揶揄されますが、
私もその一人だったのかもしれません。
保護猫活動については認知していました。
だけど、
条件が厳しくて単身者には譲ってもらえない
という先入観で、
というよりそれを言い訳にして、
簡単に手に入れることのできる純血種を選んでいたのかも。
あのブリーダーさんからめるを譲り受けたことは後悔はしていません。
(恥じてはいますが…。)
それにすみれ(次女)を育ててくれたような責任感あるブリーダーさんもいることは確かです。
だから全否定するつもりはありません。
ロシアンブルー好きとして、今でもブリーダーのサイトを見ます。
そして、
いいなぁ、
かわいいなぁ、
こんな子が家族に増えたらいいなぁ
と妄想します。
ただ、もう買うことはないかな、と思います。
たしかに、ペット用に販売されている猫と野良猫は違います。
のばらが保護されたとき、サナダムシ(マンソン)はじめあらゆる虫がいたのを保護主さんに駆除してもらって、わが家に来てからも2回検便しましたが、つい最近、1年も経ってなんとまた回虫🐛が出てきた!
有無を言わさず、三姉妹全頭駆虫です(汗)
買ったねこならば、普通はこんなこともないでしょう。
でも、虫や野生動物を食べて生き延びざるを得ないほど
過酷な環境にいたのだと思えば、むしろ愛おしいと思えます。
↑Before(去年の11月)
↑After(今年の10月)
太鼓腹の安定感よ…
最初は、私が動くたびに緊張して固まってしまうので、
刺激しないようにわざわざ迂回して通ってましたが、
今では一番の甘えっ子です^^
ちなみに、あの千葉のロシアンブルー似のねこさんはその後、
無事に保護主さんのお眼鏡に適う優しい里親さんの家族になったそうです。
今でもたまに保護主さんのブログを覗きますが、
すこしずつ表情が和らいでいるようです😊
ずっと幸せに(^_-)-☆
最近のコメント