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今日はとめさんの一周忌です。
キンモクセイの花の香る10月の夜、あなたは娘の通う塾で保護され、トイレとキャットフードを持って我が家に来てくれました。
三毛猫を飼いたいと言っていた私。
確かに三毛猫ですが、白三毛。
娘達からは「お耳に黒カビ、お顔に醤油、お尻にはアザ付けて」なーんていじられていましたが、唯一無二の大切なお嬢様として育てられ、後輩が入ってくれば厳しい指導者としての役割を果たしてくれました。
大好きなおじいちゃんが80歳を過ぎて盲腸炎の手術をした時、こっそり病室にお見舞いに行ったんだって?
病室のドアの前にちょこんと座っていたって。
麻酔から覚めておじいちゃん、幻覚でも見たんじゃないのって家族は思っていたけれど、そんな不思議なことが実は本当にあったのかもしれません。
虹の橋のたもとには一足先に逝ったあなたを特別可愛がってくれたおじいちゃんが待っていてくれましたか。
2020.10.22永眠 とめ 享年16歳。
今年は10月の早い時期にキンモクセイの花が咲いてもう散ってしまったけれど、明日、おとーさんにとめさんのためにお経をあげてもらってから、庭のキンモクセイの垣根の根元に散骨しよう。
いつまでもとめさんを忘れないように、ただいまっていつでもおうちに帰ってこられるように。
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