(※この前の休日にやっと帰省出来たお話。猫出て来ません。よろしければ)
出発は早朝なので、これまで坊主たちは車中で爆睡するのが常だったけど、今回
2人とも起きていて長い道中、漫画やら次期の楽しみなアニメetc・・・いろんな事を
喋っていたら実家に到着。
クレートからミルを解放し(今回猫ズはお留守番)、荷物を持ってただいまー!と元気に
家に入ると、おかえりー^^と嬉しそうに笑顔で出迎えてくれたお母さん。
久しぶりのお母さんに、ハグまではさすがに気恥ずかしくて出来なかったけど、思わず
ちょっぴり肩腕背中をさすってしまった(照)。
用意してもらった朝ごはんをもぐもぐ頂いていたら、さっそくSОSが。
表の水路にごっつい石が落ちて塞いどるから困ってると。
「なんやとう、石ころめが!俺が投げ捨ててやるわ!!」
ご飯ガツガツかきこみ長男がマッスルポーズを取るので笑いながら心配になった。
私が夜な夜なルーペで見てる、手のひらサイズの石でも想像してそうだったからだ。
「多分あんたが思てるよりデカいと思うで(笑)」
「大丈夫、ぼくちんのパワー舐めないでくださいよ!」
何処や石ころー!と食器も下げずに玄関開けっ放しで走っていく長男(※高校生です(白目))の
あとを慌てて次男と一緒について見に行ったら
長男「いや思てたよりデカかったわ?!」
ですよね(笑)。
3人で一緒にどかそうと言うてるそばから長男1人でふんぬーと両手で持ち上げ、
止める間もなく水路の向こうへと放り投げ、石は転がって行ってしまった(;・∀・)
お母さんがやって来た。
「石どかしてくれたんけー^^」
言いつつ、どかした石どこや?と訝し気なお母さんに、長男が誇らしげに投げ捨てを報告(oh…笑)。
爆笑するお母さん。
「もー、あっちやのうてこっちにほってくれんな!」
向こうはよその土地だそうで(そんな気がしたわ汗汗汗)。
長男「マジでー?!(;゚Д゚)ヤベー!!」
民家が少なくだだっ広い土地で、隣近所との境界も曖昧であるため、私でも良くわからない時がある(汗)。
慌てて拾いに行って、ヒィヒィ抱えて戻って来る長男。
それを、ミルの散歩に行ってて遅れて来た旦那が経緯を理解し爆笑する(笑)。
それからお母さんが、最近、熊が作物狙ってぼちぼち出て来とる情報があるから、もう余計な
柿をぼって(採って)ほしいとお願いされた。
車庫か倉庫にある高枝切りばさみを取りに行こうとした時、お母さんから小さいハサミを渡される。
「アスーちゃんはそこのかさなって生っとるミカン採っといてぇな、重くて枝が悪ぅなりよるんや」
言われてみればミカンが成っていた。
誰からも食べてもらえずスルーされてた酸っぱいミカンの木。
帰省した時に食べるのが、私の楽しみの1つだったが、5年くらい前だったか、突然枯れてしまって
(私が食べすぎたんだろうか汗)。
次男に倉庫からかご持ってくるように言い、枝が軽くなるようにミカンを間引いていく。
カゴにそれを入れながらお母さんに枯れたミカンの木、復活したんやと聞いたら、ポカンとした。
「これ新しく植えたやつやぁ、去年くらいから実が成り出しとんや」
「え?!新しいやつなん??そう言えば植わっとる場所も大きさも違うな」
「誰かが酸っぱいみかん食べられんようなってガッカリしとったで苗木頼んで植えてもろたんや」
・・・・アレなんかちょっと、目から滝が(泣)(泣)(泣)。
ぎょうさん食べてやと笑ってお母さんが柿をぼる旦那と長男の方へ行き、顔をぬぐう私から
次男がカゴを取った。
「かか大丈夫か、俺が持ってやるわ」
「ばぁばがな、みかんの木植えてくれてはってん」
うん、それは嬉しいなと相槌うってくれる次男と一緒に家のほうに歩き出した時、ふと
右足、靴の中に違和感が。
靴の中に何か入ったかなと次男に肩を貸してもらい、道の真ん中で脱いではたいて履きなおす。
でもまだなんか違和感が・・・。
もう一度靴をコンコンと払うようにして、靴の中を覗いてみる。
oh・・・小さいナメクジが(汗)。
気持ち悪いなあもう、靴ん中消毒して靴下履き替えな・・・と思いつつ、もう一度靴を
力いっぱいコンコーン!と振り叩く。
今度こそ飛んで行ったかと靴の中を確認してみたらまだおるジャマイカ(汗)。
小さいくせにしぶといなと思っていたら、ナメクジが細長く伸びた。
は・・・?
するとまた丸く短くなって、尺取虫のように動き出す。
その先端、よく見ると顔?しっぽ?の部分が、なんかヘラのような妙な形。
ゑ・・・、もしやあなた、ナメ子ではなく、ヒル子・・・?
ぎゃあヒルやー!と叫んで助けを求めるBBAに、すーーーっと後ずさる次男(おい!(笑))
「ちょ待って、多分吸われてないと思うけど、ヒルって毒あったっけ?!」
「いや大丈夫だ、落ち着け、毒はない、ないが吸血する」
「ちょっとあんたが落ち着いてこっち来てよ?!(笑)(笑)(笑)」
「いや無理、ちなみに吸血されるとしばらく止血できず感染症にかかる恐れもある」
ぶ厚い靴下はいてて良かったーー!!(こわー!泣)
遅れて来た他の3人、特に旦那とお母さんがびっくりして笑う。
「え、ヒル?!ヒルなんてここらで出た事ないでぇ」
私もこの自然豊かな田舎何度も帰省してるけど、巨大カメムシやらアカハラヤモリやら
シカやらヘビやら熊の捕獲檻やらいろいろ目撃したけども(笑)、ヒルは初めてだった。
旦那は左の靴の中やズボンやら他にヒルが付いてないか私にもう一度よく確認するように
言うと、靴の中のヒルを捨てに行ってくれた。
人生初のヒルにビビり倒して画像ありませんが(別に見たくない?笑)。
いつも、畑仕事やら手伝うつもりで着替えは多めに持参してるからもうこの際
全部着替えたけど、ほんまヒルにはビックリしました(◎_◎;)
家に戻ったらヒルを思い出したのか
「はー、可笑しかったな」
笑いながらお母さんがコーヒーを淹れてくれた。
仏間でカードゲームの対戦をしている坊主たちと長時間の運転で疲れて
ひっくり返って仮眠とる旦那は放っておき、お母さんと久しぶりにお喋り。
普段まめに電話やらラインしてたけど、やっぱり直接会って話すのって
全然違う。お母さんの声が明るく、笑顔が増えていく。
今日のお昼は楽しよかーと、回転寿司のテイクアウトを注文。
みんなで買い出しに出かけた帰りに立ち寄って買って帰る。
お寿司食べながら、夜は鍋して、あ、天ぷらも揚げよか!と張り切るお母さん。
実は前日におでんまで作ってくれてて。そない食べられへんわーと笑う。
食べきれへん分はタッパに入れてたくさん持って帰ったらええわ!と
嬉しそう(笑)。
外に出かけてった旦那と長男(誘ってもイヤと仏間で1人ゲームする次男)を
よそに、またお母さんと2人でお喋り。いろんな愚痴を聞いてたら、近所の
おばあちゃまがおこわ作ったと持って来て下さった。
するとお母さん、おこわ味見しよか、と小皿に入れようとする。
「いやお母さん無理やで今寿司食べたとこやしもう喉いっぱいやし(笑)(笑)(笑)」
「大丈夫^^」
言いながら、いつの間にか私がさっきぼったミカンまでむいてるー!(笑)
お母さんむいたみかん1つ口に入れ、ぐああやっぱり酸っぱいわ!と顔をしかめ
残りは全部私の前へ(笑)。
「ちょもぉおー、絶対無理やて入らんて!(笑)」
「今この季節はな、いろんな物実り多くてお腹いっぱいになるもんやねん^^」
「あとでケーキあんのに食べられへんようになるで(笑)(笑)(笑)」
10月は旦那もだけどお母さんも誕生日で、ちょっと遅れたけどみんなでお誕生日の
お祝いしようと美味しそうな栗のシブースト(冷凍)を前日に買って来てたのだ。
はいドン
ボケててプラスチックの囲いを外すの忘れてお写真撮ってしまった(照)。
甘味はアッサリしていて、お腹いっぱいだったけど(笑)、でもとっても美味しくて。
お母さんも食べながらこれ美味しいな・・・!と気に入ってくれてひと安心^^
おやつの時間にケーキでお祝いした後、流石にお腹ぱんちくりーんで、夕飯作る前に
ちょっと身体動かそうと散歩に出た。
11月くらいになると、近くの無人の神社にある銀杏の木が黄色に色づいて、
落ち葉で黄色い絨毯のようになって美しいんだけど、なかなか毎年その時期ピッタリには
帰省できず、今年はどうかなと思ったけど、まだ紅葉するには早いみたいだった。
長男とミル。銀杏の黄色はちょっとだけ・・・(笑)。
ちなみに13年前、1度だけ、黄色に色づいた頃に帰れた時のお写真
(次男を抱っこしてる旦那と、そばをウッキウキ歩く長男(笑))
影になって見えにくいけど、落ち葉の黄色い絨毯は入り口の瓦にも降り積もって
とても美しくて。今年は無理だけど、またいつか、もう一度見てみたい^^
楽しい時間はあっという間。
お母さんとワーワーしゃべりながら晩御飯作って、キスやらイカやら手羽先の
揚げ物してたらはじけて油飛んで熱ーっ!と叫んだり(笑)、もらったおこわに
対抗心出たのか炊き込みご飯作ったけどあぶらあげ入れるの忘れてがっかりする
お母さんが可愛くて笑ってしまった
(爆発系揚げ物担当だったため、私も炊き込みご飯の具のチェックまで気が回らなかった笑)
作るだけ作ったけど、やっぱりみんなお腹いっぱいであまり入らず(笑)。
タッパに入れてたくさん持たせてくれたお母さん。
世の中がコロナコロナと騒がしくなってから、しばらく会えない間に、
あんなに明朗快活だったお母さんがふさぎ込む事もあったりで、心配して
まめに連絡取るようにはしてたけど、今回ほんと久しぶりにみんなそろって
帰省することが出来て(*´ω`*)ほッ
いつも一緒にいれなくて、長い事コロナで不安な気持ちにさせてしまったけど、
久しぶりにちゃんと会えてうれしかった。お母さん元気になってくれてよかった。
また来月、帰るのお互いに楽しみにしているので、このままコロナがずっと落ち着いて
くれたらいいなぁ。・・・
(長いとりとめない帰省日記、最後まで読んで下さってありがとう)
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